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【826球目】未来

未来は自分で切り拓く。
中学校の時に演劇の様なものをやった時に、とても印象に残っている言葉です。もう30年ほど前の話ですが、このワンフレーズはずっと記憶に残っています。今日は未来について書いていきます。


未来は・・・

ネット上では2025年にとてつもない大きな災害が起こると言われています。1999年のノストラダムスの大予言も、実は1999年ではなく2025年を指しているとも。こういった話は枚挙に暇がありませんが、そんな未来を想像している人たちもいます。

未来は現在の延長線上にしかありません。いま、この瞬間も既に過去になっているのであって、近い未来はすぐに現在としてやってきます。

未来は明るくしたいですよね。仲間の未来も、会社の未来も、家族の未来も、周りの全ての人の未来も明るくしたい。三陽工業は、製造業や製造派遣業の未来も明るくしたいと考えています。だからこその、1つ1つの思考と行動です。いま、何かを考えて行動するからこそ未来が明るくなります。
35年以上前だと、そこまで考えずに行動せずとも未来が明るくなった時代もありました。

今はそうはいきません。未来は自分で切り拓く。
そのためには、まずなりたい未来、創りたい未来を想像するところから始まります。

創りたい未来

10年前から現在を見た時、この状況を創りたかったかというと、漠然とはイメージはありましたが、詳細のイメージはありませんでした。

10年前ですから、2014年。18億程度の売上高で、80億を超えての詳細のイメージは出来ていません。ちょうどこの頃、とある経営者の会で40周年40億という目標を口にしましたが、言ったあとに、それをどうやって実現しようか?と迷子になった記憶があります。2倍以上の規模になるイメージがその時は鮮明に出来ていませんでした。

ただ、売上が20億を超えて、40億を超えて60億を超えてくると、その都度未来のイメージを鮮明に持つようになりました。20億から60億を超えるまで3年ほどですから、一気にイメージが出来る様になった感じです。その時は100メートル走を全力疾走の様な感じですから、常に全力疾走ですね。最早良い思い出の様な遠い昔の話ですが、5、6年くらい前の出来事です。

未来を創るために

未来を創るために必要な要素は何か。
いくつか挙げてみます。

・未来をイメージすること
・現在を全力で取り組むこと
・現状を把握し、言い訳をしないこと
・過去に捕らわれ過ぎないこと
・コントロールできることとできないことを分けて考えること
・特にコントロールできることは成果に拘りやりきること
・全力で取り組んだ現在、そして過去を振り返ること
・振り返った結果、不足していることはすぐに補うこと
・共感してくれる仲間を増やしていくこと
・楽しむこと

良い時ばかりではありません。辛い時もあります。
そんな中で、いかにしてやりきるか。大切なのは想いと熱量です。

自分の未来、会社の未来

良くも悪くも私は三陽工業のオーナーであり社長です。
自分と会社は一心同体だと思っていますし、三陽工業を擬人化したものが私だと考えています。10年後、20年後、30年後、そしてもっと先に三陽工業がどうなっているのか。製造派遣業界においてはこの10年で大きく構図が変わってくるはずです。

売上高5億円未満の会社が全体の87%を占めるという特殊な事業環境から、集約が現在でも進んでいます。人口減少、とりわけ生産年齢人口減少はこれから益々加速していきます。持っている案件だけで勝負する派遣会社は、この10年で消えていきます。個性のある、特色のある派遣会社だけが残っていく世界になります。

私達は製造派遣のみならず自社工場を保有する製造業としての顔も持ちます。その2つの事業を行いながら、事業承継者・技能承継者不足という社会問題を解決していきます。日本の製造現場を元気にするため、日本のものづくりに貢献していくため、日本における製造業を守りながらシンカさせていきます。そして、そこで真面目に一生懸命働く人達が報われる世界を創る為に、三陽工業が存在しています。

不確定な未来を確定させていくのは自分達の思考と行動です。
未来は自分で切り拓く。これからもやり続けていきます。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします(#^.^#)


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井上社長|三陽工業株式会社
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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