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【159球目】前回のつづき
前回のnoteの最後の所で人材ビジネス業界の先利について少し触れました。
(⇩前回のnoteはコチラ)
今日はそこを詳しく書いていきます。
そもそも
製造現場においては長らく業務請負という形で仕事が存在をしていました。そこから製造派遣が解禁になり、今に至っている訳ですが、人が集まる時代がこの日本では長く続きました。
人が集まる時代において、大量に人が入社して大量に退社していく形でもその人数は増えていきます。
入社数>退社数であれば増えていく訳ですから。
そんな時代が長く続いてきたこの業界では、いわゆる人をモノ扱いする、そんなことが当たり前のように行われてきました。
働く人からすると、当然不平不満に繋がります。
それがいつも言っている負のスパイラルへと繋がっていきます。
派遣先・派遣元・派遣社員のこの3者が負のスパイラルを回し続けてきたのです。
人材ビジネス業界
そして、人材ビジネスの特徴の1つとして、先行投資がいらないことが挙げられます。
例えば、私たちもやっている製造業の場合、工場がまず必要になります。
工場を買うにしても借りるにしても費用が掛かります。
工場があればいい? そんなことはないですよね。
工場を準備すると、設備が必要になります。
どんな工場でも設備は必要です。
設備を入れるとそれでいいか? そんなこともありません。
それを動かす動力が必要です。これが意外とお金がかかる。
もちろん、その他にも環境を整備するために様々な費用がかかってきます。
その上で仕事をしていく。
先行投資は、ほとんど全ての業種で必要な訳です。
小さな飲食店を開業しようとしても数百万円のお金が先に出て行きます。
ところが、
人材ビジネスはそうではありません。
昔よくあったパターンとして、勤務していた会社から独立していく。その際にお客様と社員を引き抜いていく。
もうこうなると、運転資金さえあれば回っていき、初年度から黒字化が可能になります。だからこそ投資の概念が希薄になってきます。
現在では、資産要件等でハードルはありますが、それとて投資ではありません。持っていればいい訳ですから。
三陽工業では
生産推進グループが誕生した時に考えていたことは投資です。
人材への投資をしていく。
それは、私たちが製造業をやっていたからこそ考えることができたものです。投資することが当たり前の製造業をやっていたからこそ、その考え方を実行することが出来ました。
生産推進グループの最大の強みは主任にあります。
主任の給与体系は、いわゆる製造派遣という業界において、非常識なものになっています。
でも三陽工業ではそれが当たり前。
生産推進グループ主任の中にGTチームというチームが存在します。
このGTチームの給与体系もまた業界では非常識なものです。
でも、三陽工業では当たり前。
なぜ当たり前なのか。
それは、考え方のベースが製造業にあるからです。
三陽工業の製造部門においては、多くの投資を行っています。
土地や建物もそうですし、設備やトラック、数千万、数億のお金が動くときもあります。
もちろん人材への投資も行っています。
いきなり戦力になれる人はなかなかいません。
どんな職種においても育成していく。育ってもらう。
その考え方で人材育成に取り組んでいます。
まとめ
投資に対しての考え方が業種によっては異なります。
私たちは製造業の考え方をベースにして、人にもモノにも投資をしてきました。そして、それを継続していきます。
製造業から始まった製造派遣業。
それを具現化しているのが生産推進グループです。
その生産推進グループを最大の強みにして、日本の製造現場を元気にしていきます!
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。
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