【地球遊びの楽しさを息子に伝えたい】自然と共に生きるライフスタイルを提案しまくる理由
SANUチームが人生と仕事について語るシリーズ。毎週1名ずつ、自身の言葉でnoteとWantedlyにて記事を公開します。今回は法人向けのサービスを担当する八木 創平です。
南国の大自然の中で育った少年時代
私は鹿児島県の大隅半島の田舎町で生まれ、高校を卒業するまでの18年間を、南国特有の自然にどっぷり浸かり過ごしました。近所に山・川・海があり、庭や道路にはタヌキや猿、イノシシなどの野生動物もしょっちゅう出るような環境でした。幼少期は海へ行けば釣りや磯遊び、山へ行けば木登りから秘密基地を作ったりで泥だらけになる毎日。中高時代は年間360日くらいはテニスラケットを握り続け部活に没頭するも、暑くなれば海か川に飛び込みに行くことは日常茶飯事な環境でした。
真逆の自然環境、北海道時代
飛行機の整備士になることを夢見ていた私は、航空工学を学ぶべく大学進学にあたり一気に北上し北海道で生活することになります。空から日常的に降ってくるものは雨と火山灰(from桜島🌋)の経験しかなかった私にとって、人生の初雪の瞬間の感動は今でも鮮明に覚えています。北へ行くことが決まった瞬間から、南国人に1ミリも縁がないスノースポーツを極めようと思い、結果として勉強はそっちのけ(?)で、北海道の雪に魅了されスノーボードにどっぷりハマった4年間でした。
都市から自然の中へ繰り返し通いまくり、4Sに没頭する社会人生活
念願かなって航空系の会社へ就職が決まり上京するも、配属は航空機の内装機器を設計するエンジニア職。整備部門が希望だった私は入社初日からモチベーションが下がりつつも、JAL・ANAをはじめ、シンガポール航空・エミレーツ航空など、世界有数のエアラインが保有する最先端のボーイング機・エアバス機の設計・開発に関われていることになんとかモチベーションを保っていました。しかし、ずっと自然豊かな環境で活発に活動していた自分にとって、PCの前でじっとデスクワークしているのは苦痛でしかなく、週末は東京から逃げ出すように海か山へ行くライフスタイルになるのは上京後1年もかかりませんでした。
週末は横ノリ活動を中心に、海(サーフィン)か山(登山)、SNOWシーズンは天気予報と睨めっこしながら一番雪の良いエリアへ滑りに通う生活で、ALLシーズン早朝から深夜まで4S※に全体力を注いでた気がします。 ※4S:SNOW、SURF、SKATE BORD、SAKE(酒)
地球と遊ぶ魅力
たくさんありすぎて、いい感じに言語化するのが難しいのですが、下記のように整理しました。
① 五感が刺激され、リフレッシュ=心身豊かになる
美しい景色を見たり、緑や土の匂いを感じたり、鳥や風の音を聞き、直接手に取って触ったり湧き水を飲んだりする。ちょっとした自然の中で “ふと心が動く美しい自然との出会い“ を感じることで、人間の原点である “感覚” を刺激し脳がリフレッシュされているような感覚を得られます。日々何か(ストレスとか仕事とか)と戦っている方は近くの自然の中へ一歩踏み入れて試してみてはどうでしょうか。
② 嫌なことや悩みを忘れる位、無心になれる
例えば、山を登ると疲れもあってか口数は減り、自分の吐く息しか聞こえなくなり、ひたすら頂上を目指す。波に乗っている間は『自分と波』以外のことを考えることができない。それらは『無心』のようなもの。頂上に着いて最高の景色を拝めた時、最高の一本の波に乗れた時は、すがすがしい気持ちでいっぱいになる。悩みや苦しみはすぐに山や海が忘れさせてくれます。
③ 誰もが真剣になれる『遊び』でシンプルにかっこいい
年齢・性別・言葉・宗教など関係なく、競争や勝ち負けもない。真剣に『遊ぶ』ことで『もっと上手くなりたい』『もっと色んなエリアでチャレンジしたい』そんな人生を賭けても良いと思えるようなゴールの無い願望や欲求が生まれます。自分のペースで突き詰め、努力することで学びがあり、そこに成長があります。そんな『遊び』に魅了された人は男女問わず、不思議な魅力があり、真剣に取り組んでいる姿がかっこいい。皆さんの周りにも1人はいるんじゃないでしょうか。
④ その後の乾杯の為に
全ての地球遊びのあとに仲間と楽しむビールや旨いご飯は、この上ない格別な時間になります。色んな地域に行ってその土地や人にリスペクトしながらその土地の食べ物を楽しむ。多くは書きませんが、これに尽きます。
息子が産まれた
30代に入り2度転職しますが、結婚し子供を授かるまでは週末のライフスタイルは一切変わりませんでした。今思うと、2nd Homeは有りませんでしたが、SANUが提案したい「都市から自然に通い、生活を営む。」というライフスタイルを東京に出てから実践していたような気がします。そして息子が産まれ、同じような週末の動きはなかなか出来なくなりましたが、同時に「早く地球遊びを一緒にしたい」と思うようになり、休みの日はなるべく外へ連れて行きます。公園に行けばよく茂みや藪の奥へ突っ込んで行き「よしよし、行け行け」と見守りながら、怪我しない程度に順調に攻めた遊びをしてくれます。
SANUの扉を叩いた理由
SANUとの出会いはSNSで、フォローしたきっかけはリスペクトしている雪や海を愛する仲間が多くフォローしていたこと。「Live with Nature. / 自然と共に生きる。」の思想を広げるライフスタイルブランドと認知したのはもっと先だったが、「自分なりに、Live with Nature.してたかも。そしてまだまだ足りない。この先ももっと自然と共に生きたい」そう直感的に思い、たまたまFacebookで繋がっていた現上職にあたる坪井さんにDMを送っていました。実際に話を伺い、
自分が好きな自然豊かな地域にSANUがどんどん広がっていく
遊びも仕事も真剣な人が集まっていてそして皆かっこいい
子供にもLive with Nature.の原体験を与えたい
そう感じました。そして、すべての子供達に、地球遊びを経て成長できる環境を継承し「地球と遊ぶことはこんなにも楽しく、生きていく上で大事なことが多く学べる」と言うことを伝えていきたいと強く思うようになりました。
SANUでの役割とチャレンジしたいこと
SANUの法人向けサービス『SANU 2nd Home for Business』を企業様へ提案し、導入頂いた企業の従業員様がより快適にご利用いただけるようサポートしています。元々to C向けサービスだった『SANU 2nd Home』ですが、ご利用中のメンバーさんから法人契約のご要望が多く、23年4月から法人向けサービスをリリース。約半年で、100社近い企業のみなさまにSANUのある生活を楽しんで頂いています。福利厚生でのご利用ニーズが多いですが、企業合宿や社員旅行などの団体利用ニーズも多いです。まだSANUを『施設』としてご利用頂くことに奔走していますが、その先にある地域特有の自然や周辺環境を楽しんでいただく提案を積極的に仕掛けて行くことにも注力していきたいです。
大ミッションとして「Live with Nature./自然と共に生きる。」の価値観を世界中に広げ、行動が少しでも変わることで初めて地球に対して恩返しができると考えています。今後のチャレンジとして、訪日外国人の方へ日本の四季折々の素晴らしい自然環境を伝えつつ、SANUの価値観を世界に広げる事にトライしたいです。SANUの提供するサービスは多様な機能と体験の組み合わせで成り立っており、宿泊事業でもあり地域観光産業にもなりえます。観光の世界は、顧客がサービスや経験の価値をどう考えるかで価格が決まり、「原価をいくらかけたか」の考えから脱却できます。今よりも高付加価値・高単価を目指せる可能性があるSANUのサービスに磨きをかけていきたいです。
そんな背中を息子に見せつつ、息子が大人になった時に少しでも父親の思い・考えが引き継がれていれば良いなと思いながら日々奮闘し、色んな美しい自然の中へ連れまわしていきます。
SANUでは仲間を大募集してます!
SANUには自然を愛する頼り甲斐のあるかっこいい仲間が大勢います。長々と書きましたが、少しでも「Live with Nature./自然と共に生きる。」の価値観に共感してくれた方はお気軽にご連絡お待ちしています。ぜひ、一度、オフィスでも自然の中にでも遊びに来てください!八ヶ岳山麓、白樺湖の湖畔沿い、はたまた千葉のアフターサーフでコーヒー(orビール)を飲みながら明るく語りましょう。
SANU 2nd Homeのサービスにもご興味いただけた方は、是非 ↓ のブランドサイトもご覧ください!!