どう生きたいかを考え、出会った、SANUのビジョンへの共感
SANUチームが人生と仕事について語るシリーズ。毎週1名ずつ、自身の言葉でnoteとWantedlyにて記事を公開します。今回は財務本部・経理マネージャーの末吉千香子です。
SANUに出会うまで
私は生まれも育ちも長野県で、現在も長野県松本市で暮らしています。豊かな自然に囲まれて育ち、特に美ヶ原高原は思い出の地です。朝は雲海を見て、昼間は山の中や草原を駆け回り、夜は満天の星空を眺めて過ごすことが大好きでした。美ヶ原は、今でも度々訪れる、私の大切な場所です。
そんな大好きな長野県から離れられず、地元の大学に進んだのち、ファーストキャリアは会計事務所で中小企業の監査や決算・税務申告などを行う仕事に就きました。新卒のペーペーが自分の親よりも年上のクライアントと同じ目線で会話するために、会計や税務、その業界(私の場合は医療業界)の特性、業法や法人成り、労務周りなど、本当に多岐に渡り学ぶことがありました。(土日も図書館で同期と勉強をしていたほどです。)これほどまで勉強しなくてはいけないのかと苦しんだ会計事務所時代ですが、幅広い知識を習得でき、ファーストキャリアで会計事務所を選択してよかったと今では思っています。
結婚を機に大阪に転居となり、次は、経営コンサルティング会社の経理の仕事に就きました。会計事務所での仕事にやりがいを感じつつも、もっと内部に入り込んで仕事がしたい、中小企業から上場企業の会計にレベルアップしたいと思い、事業会社での経理を選びました。今までの中小企業とは違い、別表調整(法人税の計算上の加減算)も多く複雑で、連結決算もあり、何人もの人と関わりあって一つの帳簿を作り上げていくことが楽しかったです。
さて、キャリアの話からは外れるのですが、それまで長野を出たことがなかったので、都会に来て、満員電車にはショックを受けました。座れなかったら満員電車だと思っていたほどの田舎者です。噂には聞いていたものの、本当に押しつぶされるくらいの満員電車には、毎日辟易していました。
また、この時期に妊娠と出産も経験しました。大都会大阪で子育てをしていく自信は全くなく、出産後の孤独感も相まって、毎日長野を恋しがる日々を過ごしていました。そんな願いが通じたのか、夫の仕事の都合で長野に戻ることになりました。そのときはコロナ真っ只中。会社もリモートワークが中心になり、当初は長野からフルリモートで勤務していました。しかし、コロナが落ち着くにつれ、経理部としてフルリモートは許容しないという判断が下され、転職を余儀なくされます。人も仕事も会社も大好きだったのでとても残念でしたが、「どんな会社でどんな仕事をするか」と同じくらい、「どこでどう生きる」かも大切にしたかったので、長野での生活を選びました。
誰もが自然と関わる社会へ
私は、大阪で過ごした3年間と生活を一変させたコロナを経験し、自分がどう生きたいかを真剣に考え、”自然”と関わりながら暮らしていきたいのだと気づきました。自分が“自然”に惹かれる理由はなんだろうと、自分自身を紐解いていくと、やはりたどり着くのは、あの美ヶ原で過ごした時間です。誰もが心惹かれるこの美しい場所を、多くの人に知ってもらうような仕事がしたい。自分だけの特別なものにしておきたいような気持ちも正直少しはあるけれど、でもやっぱり多くの人に訪れてもらい、あの感動や空気感を共有したいと思っていました。
そんな中、SANUに出会うのですが、出会ったときの「これだ!」感は今でも忘れていません。SANUは、SANUがなければ知ることのなかっただろう自然豊かな場所に、多くの人を連れ出してくれるサービスを展開していると知り、とてもわくわくしました。”自然”と関わりながら暮らしていきたいという思いを、まさにサービスとして提供していて、「自分が生涯にわたって取り組みたいこと」は、これだ!と思いました。
SANUに入社して思うこと
SANUに入社してから思うことに関して、「働く仲間」と「働く環境」の2点をお伝えしたいと思います。
まず、「働く仲間」に関して、SANUにはその道のプロフェッショナルな社員が在籍しています。それぞれ専門領域は異なりますが、根っこには“自然が好き”という同じ思いを持っており、「SANUが広がれば広がるほど、自然が豊かになる」とみんな信じています。そして、仕事にもプライベートにも全力な社員が多く、働くときは働き、休む時は思いっきり休むといったメリハリのきいた生活をしているが人が多いです。
登山やスキー、サーフィンやフィッシングなどネイチャースポーツを楽しむ人もいれば、キャンプをしたり、森林浴をしたり、のんびり景色を眺めたり、自然での過ごし方も様々です。互いの休日の過ごし方を聞いて「今度やってみよう!」となるときもありますし、「今度トレイルラン行く人~?」と募集がかかることもあります。フラットで良い関係が築けており、仕事以外でもコミュニケーションが取れることが業務を進める上でも生かされていると感じました。そして、何より、公私ともに充実した尊敬できると仲間と、同じ目標に向かって頑張れることは、私にとってかけがえのない財産になると思っています。
「働く環境」については、私は現在フルリモートで経理業務を行っています。私がSANUの求人を見つけたときは、フルリモートでの募集ではなく「リモート併用」くらいの募集内容だったと記憶しています。ですが、面接で長野からの勤務を希望する旨を伝えたところ、同僚も上司もGenさんもHiloさんも全く問題なさそうな様子で、かつ「長野って素敵なところだよね!」とかなりポジティブな返答をいただきました。「フルリモートで仕事がしたいわけではなく、長野で暮らしながら好きな仕事をしたい」という私の生き方を尊重してくれたように感じ、とても嬉しくなりました。現在は、私以外にも、地方に移住した社員や二拠点生活している社員がおり、各自が一番力を発揮できる場所で働いています。
場所だけでなく、働く時間に関してもフレックスタイム制を導入しているため、各自が働くのに適した時間を選んで働いています。子育てをしていると、子供の急な体調不良で仕事を抜けたり休んだりしなくてはいけないタイミングがありますが、フレックスタイム制度とリモートワーク制度のおかげで無理なく仕事ができているので、私はかなり心理的な負担が軽減されています。
SANUでの仕事
SANUでは財務本部に所属し、経理業務を担っています。経費精算や支払申請の承認、月次決算などの業務のほか、新しい事業や施策の会計方針を決定したり、上場に向けた内部統制のプロセスの構築をしたりしています。例えば、SANUは記帳業務(帳簿を作る業務)を会計事務所に委託していましたが、最近、記帳の内製化を完了させました。外注することは全く悪いことではなく、むしろプロフェッショナルな方にお任せすることで安心感があります。しかし、早いスピードで事業拡大しており、取引が複雑化していくため、取引の詳細を知っている社内の人間が記帳を行うことが効率的であると考え、内製化を実現しました。これからもSANUはもっともっと事業拡大していくので、未来を想像し、それを支える経理体制を引き続き検討していく必要があります。会計のプロフェッショナルとして、事業推進に貢献していくことを常に意識し、メンバーと共に進み続けます。
一緒に働く仲間、募集中!
SANUにはその道のプロフェッショナルな社員が在籍しています。前述の通り、それぞれ専門は異なりますが、根っこには“自然が好き”という同じ思いを持っており、SANUが広がれば広がるほど、自然が豊かになるとみんな信じています。私のように“自然と共に生きる”のビジョンに共感し、「これだ!」と思われた方はぜひご応募ください。同じ目標を持つメンバーが増えていき一緒に働けることを、楽しみにしています。株式会社Sanuでは一緒に働く仲間を募集しています!
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