見出し画像

不安の9割は起こらないと言うけれど…

おはようございます、さんくです。

大きな不安や問題に直面したとき、つい本を開いたり、誰かにアドバイスを求めたりしますよね。そのときによく言われるのが「大丈夫、不安はほとんどの確率で起こらないから」という言葉。でも、僕にとってこの言葉は、逆に重たく感じることがあります。

理由は、頭の中ではその1割の確率を気にしてしまうし、「本当に起こらない証拠」を無理に集めようとするのがしんどいんですよね。確かに、9割方は大丈夫だと理解できた瞬間は特効薬が効いたみたいに楽になるけれど、その安心感が逆に見えない不安を積み重ねてしまうことも。

不安って、完全には消えないものだと思うんです。自分を騙して見ないふりをしても、心の奥にずっと残っている。感じる時間が長くなると、じわじわと効いてくる。逆に「大丈夫」を繰り返し言い聞かせるほど、小さな不安でも一気にパニックになってしまうこともあります。

だから僕は、正々堂々と「今、自分は不安の渦中にある」と認めて、その不安を抱えながら進んでいくことが大事だと思っています。

例えば、僕は家族がずっと平和でいられるか、自分が病気にかかっていないか、お金がなくならないか、毎日のようにたくさんの不安を感じています。でも、「9割は起こらないから大丈夫」とは考えていません。

むしろ、病気になるかもしれないし、家族が事故に遭うかもしれない。だからこそ、健康診断には必ず行くし、子供にはしっかり交通ルールを教える。不安があるからこそ、今できることをやるし、今の平穏に感謝することができます。

不安を無理に隠すより、向き合って、その中でも前を向くことが大切だと思っています。

今日も応援しています。

いってらっしゃい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?