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暗い道(しんどくなる)の入り口
おはようございます、さんくです。
昨日も記事に書かせてもらいましたが、どこまでもいっても、心がずっと安定の道に入ることはないと常々思います。
僕自身、仕事にストレスはなく、プライベートは家族と一緒に過ごし、やりたいことを毎日やってますが、ちゃんとどこかで憂鬱になる時間、不安を覚える時間があって、プラスとマイナスがうまくかみ合って成立してるんだなと体が理解してます。
大学生の時は、自由な時間しかなく、欲とつくものは、ほとんど満たすことができました。
ただ、一番病んでた時期というのは間違いありません。
学校には行かなくていいし(行けよ、おい!)、夕方まで寝られるし、16時に起きればタバコを吸って一日をスタートさせる。
目覚めのコーヒー一杯、タバコの一服なんて、これ以上ない幸せで、同級生(社会人)がせっせと働いてる間、こっちは優雅に包まれた時間。
さあ、一服終わったとこで今日は、どの女の子と遊ぼうかな。
不思議なもので、全てが満たされる時は、びっくりするくらいの反動を受けます。
そりゃ、そうだ。本来、緊張と緩和のバランスを取りながら心の健康生活を送らないといけないのに、ブルーになる時間にブルーにならない。
普段イヤな事や緊張がないから、耐性が低下するとかではく、脳が欠陥を起こすようなイメージを持ってます。
ずっとハイにも似たような心。寝起きもハイ。寝る直前までハイ。起きたら起きたで、なんでもすことのできる、選択の自由。
一日通して気分は良好→良好→良好。一体いつになれば、少しヘコんだり、チクッとイヤなことを言われて傷ついたり、うまくコトが運ばす「あっー、クソッ、イライラする!」となるんだろう。
ずっと放ったらかしにしてた憂鬱な時間は、ちゃんとマグマのようにグツグツ熟成して、ある日突然、僕の心を乱してくれました。
憂鬱や辛い時間を小分けにしとけばいいものを、ストレートパンチを食らって、リングで大の字になってのびてるよう。
そこからは、一発逆転の薬などあるはずもなく、リングを這いつくばるよう歩いて立ち上がるしかないんですが、まあその話はまた次回に。
僕はラッキーなのか、全てが満たされても病むし、ずっと辛い時期を過ごしても病むこと(ブラック企業で15年働いてたんだもの!)を体で知ることができました。
どちらの場合も放ったらかしにしておくと、長く暗いトンネルが入口を開けて待ってます。
そっちにいかないためには、イヤな事や辛いことを受け入れること。どうしても、全てを満たしたいがために、心をいじめるものを排除したくなるけど、それがないと神経系はうまく機能しません。
自ら憂鬱になる必要はないけど、度の過ぎないブルーな気持ちは必要です。元気の出ない心もあることで、(長い目で見て)人生を豊かにしてくれるような気がします。
今から、バイト行ってきます!