ブラック企業を15年勤めて、心を壊さなかった理由
おはようございます、さんくです。
僕は、2年前までブラック企業に15年勤めてましたが、勤務形態は1日14時間労働、上司のパワハラ、休日週1(8年目くらいから週2)、よう分からん宗教なみの規則。
ほんとう大変だったし、辛かった(上司に詰められて脳に雷が落ちるような経験したことあります?w)!朝、体が動かない時なんていくらでもあったし、発熱で38、39度あって、「今日こそは、休みのTEL絶対するぞ」と電話、電話、電話、電話しようと1時間迷ったあげく出勤したこともありましたw
そういや、15年間一度も休んだことはありません。もちろん、遅刻も早退も。まさかのブラック15年間、皆勤賞です。
タイトルにある通り、体(心を)を壊さなかった理由はあるのですが、「しんどければ、休んだ方がいい」と思ってますし、この記事は、辛くても踏ん張ろうと言うものでもありません。
ただの経験談です。僕はギブアップを拒んでたので、それなら、自分を追い込んだ中、どう立ち回ったかを書いてるだけです。
本題ですが、もうコレしかないと思う理由は、立ち止まらなかったこと。これしかありません。
僕はフルマラソンを走ってたので(今はサボってる)、よくよく、一度足を止めれば、また走り出すのに膨大なエネルギーと精神力が必要なことが体で分かってます。
ブラックの精神状態もそれと同じで、一度「もう俺は限界だ」と思って自分に閉じこもってしまうと、もう立ち上がれないと思ったので走り続けました。(繰り返しになりますがオススメしてるものではありません!)
自分から白タオルを投げた瞬間、急に食欲がなくなり、不眠になり、無気力になり、生きる理由が分からなくなる振る舞いをするんだろうなと感じました。
僕は、自分の心身に常に耳を傾けてたの同時に、目の前の仕事の課題、正しい日常生活にも目を配ってました。
会社が求める数字と向き合い、昨日より1%伸びたことを確認し、同僚が困っていれば、話を聞くようにし、日常生活では、新しい服を買ったり、カッコええ髪型にして自分を高めたり。
そこに自分の心の浮き沈みなんて関係なく、毎日少しでも、昨日の自分より前に進んでると体で感じること。
小さい一歩でも、毎日前を向いて歩きつづけてると心にとめること。
僕の場合、止まることより、前に1ミリでも進んでることの方が、心にとって安心できたのだと思います。
本当にしんどくて、体が全く動かない方もいるかもしれないし、無気力で何もしたくない人もいるでしょう。
何か一つ、昨日できなかったことが今日できればと思ってます。パジャマから部屋着に着替えられたとか、外に出られないけど、髪型をセットしてみたとか、小さなことが少しずつエネルギーに変わっていく。
これからどんな困難があるのか分かりませんが、前を向いて歩くことだけは、絶対やめへんからな!と自分に言い聞かせ、これから美容院に行ってきます!