テレビのない生活を1年間続けてみて思うこと。
我が家は約40平米、1LDKの賃貸マンション。
夫婦二人の時から住んでいて、今は2人の子供が増えて4人暮らし。
子供の場所(おもちゃ置き場、遊び場、寝る場所)を確保する
私のストレスを減らして快適に暮らす
この目的を達成するために、家族が増えるにつれて家具やモノをどんどん減らしてきた。
最近、モノが少ない方が幸せと感じてて。
モノが少ないほうが、周りの大事な人とかにすごい気持ちを上げれるんですよ。
余裕があるから、スペースがあるから。
だから、幸せの度合いってモノの少なさにも結構比例しているなと思っていて
女優の小雪さんのインタビュー記事で印象に残った言葉。
私もモノを減らすことが幸福度を上げることにつながると感じているので、今回はテレビなし生活を1年続けてみて感じていることをまとめます。
テレビがあった頃のモヤモヤ
昨年4月のコロナ第一波真っ盛りの引きこもり時にテレビを処分した。
テレビがあったころ、なんとなくテレビを見ている時間がとても長かった。
朝起きたらニュースをつける。
休みの日はそのまま付けっぱなし。
時間が経つにつれてワイドショー的な番組に移行。
同じ話題が何度も流れる。
テレビ以外の媒体からも情報を仕入れるようになると、局ごとの一面的なニュースの切り取り方にも疑問を感じることが多くなってきた。
夫とこの切り取り方は変だよね、といいながらも見ていた。
そしてずっと気になっていたのは食事中のテレビ。
私の実家は夕食時はテレビを消して会話しよう、という方針。
対して夫の実家は家にいる間は常にテレビはオン。
誰も見ていなくてもついている。
長年の習慣から夫は家に帰るとテレビをまずつける。
ただでさえ家でも仕事をしていることが大半の夫。
家族にとって貴重な時間がどうでもいいテレビ番組に邪魔されているように感じ始めた。
食事中のテレビはやめよう、と決めても、
食事前についていた番組に対して、夫が「懐かしいな」とか「面白そうだな」と言ったら、「食事の準備ができたから消して」というのは少し気まづい。
そして、そう言ったからには、私が何か楽しい話題を提供しないといけない、というプレッシャーを感じてしまう。(夫はそんなつもりはなかっただろうけど…)
家族よりも早く食べ終わった夫がテレビをすぐ付けてたりすると、家族の食事よりテレビの方が楽しいのかな、ともやっとしてた。
テレビをなくしてみて
朝はスマートスピーカーかスマホでニュース
子供はタブレットでYouTube kids
私はタブレットやスマホでYouTube、NewsPicks、TVer
夫は PCでYouTube
これでほぼ支障なしだし、利点も多い。
<利点>
テレビ裏の大量の配線がなくなって、掃除が劇的に楽になった。
子供が遊べるスペースが増えた。
リビングの家具レイアウトを自由にできるようになった。
(コンセント位置によってテレビの位置が決まり、その向かいにソファを置くしかなかった)
子供がタッチパネルで自分の好きなモノを選べるようになった
(リモコン操作はできないから親がやってあげる必要があった)
自分の意思で見たいものだけ見れるようになった。
私が今見ているのは
朝の体操→YouTube
ニュース→NewsPicks動画、スマートスピーカー、Voicy
セブンルール、たまに情熱大陸→TVer
(セブンルールだけは毎回欠かさず見ている)
ドラマは昨年末にNetflixにどハマりして2ヶ月間くらい見続けたけど、他のことが全く手につかなくなってしまい解約。
それ以来ドラマは全く見ていない。
アマゾンプライムで映画を見ていた時もあるけど、長時間集中して見ることが難しいので今は全く見ていない。
私は自分の時間をどう使うのか、を自分の意思で選びたい。
私はハマりやすいタイプ。
テレビやNetflixを何を見るでもなくつけて、なんとなくハマって、気づいたら時間が経ってた、みたいになりやすい。
何かを見たい、となった時に、その番組をピンポイントに探す方がいい。
大抵の番組は何かしらの手段で見れるし、どうしても見れなかったら諦める。
<テレビなし生活を続ける上での懸念点>
オリンピックをどの程度楽しめるか?
タブレットだと目が画面に近くなりやすい。
(なるべく注意しているけど、子供の視力低下が心配)
こどもちゃれんじのDVDを見れない
(DVDを見れるPCが一応あるけど、全く使っていないやつなので、起動するのが面倒)
懸念はあるとはいえ、
テレビをなくして私の幸せの度合いは確実に上がった。
テレビのある生活にはきっともう戻らない。