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ヨガをはじめたい方に贈る本
はじめに
この『ヨガをはじめたい方に贈るヨガ本』を手にお取りいただき、ありがとうございます。
この中で、私がヨガを行うにあたり、また、ヨガを教えさせていただくにあたり、参考にさせていただいた先生方の書籍をご紹介していますが、本当はそういった素晴らしい先生方の書籍で十分だと思っているのです。そのご紹介の意味もあって、こうして書かせていただいたということも、今回の執筆理由のひとつでもあります。
ですが、大きな理由は別にあります。
私は、ヨガを教えている以外に整体やリフレクソロジーなどの施術を行うセラピストでもありまして、そのお客様からヨガをしてみたいと言われたことがきっかけなのです。
そして、その方が、ヨガを肉体的のものではなく、ヨガの真髄と言えるようなものを学びたいとおっしゃったのです。
これから、ヨガについてできる限りわかりやすく説明されていくはずで、その中にもありますが、本来ヨガはそのはずなのです。肉体のためというよりは、内側に影響していくものであり、そのための肉体づくりのようなイメージと私自身は捉えております。
でも、現代の日本では、体操的、ストレッチ的なもの=ヨガというイメージが強いですし、多分そう思われている方が殆どではないでしょうか?
勿論、それも大切な部門ですし、そうであっても何も悪いことはありません。
ヨガとは、ということで、簡単にご説明すると、ご自身が渇望していたのはそれだと思うとおっしゃって、是非学びたい、それについてわかりやすい本はありますか?と訊ねられたのです。
さて、すぐに頭に浮かび、更にすぐにお渡しできるものは、二冊持っていた沖先生の『ヨガの喜び』でした。こちらなら、日本人には馴染みがあるかもしれないと思い、お渡ししたのです。
ですが、やはり難しいということになり…それはそうなんですよね。私も、ヨガを始めてから1年ぐらい経過してから手にしたはずですので。
それから、では、私ができる限りわかりやすいようご説明できたら一番よいのではないだろうか?そう思い立ち、こちらを書き始めたのです。それが一番大きな理由です。
それこそ、世の中には素晴らしいヨギ・ヨギーニ(ヨガ行者)がいらっしゃいますし、古から素晴らしい書籍だって残っている中、私が書く意味はあるのか?とも思いますが、だからこそ、これから始めたい方にはわかりやすいかもしれないと、書くことにしたのです。
中には、私の経験に基づいたことが多数出てまいりますので、偏っている部分もあるかもしれませんが、参考になる部分もあると思います。どうぞ、何か少しでもお役に立てますように。皆さまが素晴らしいYoga daysを過ごせますように。願っています。
Santih-KA
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