あの「マスカルいちみ」が家で食べられる!? 谷中の人気かき氷店『ひみつ堂』で教わる氷蜜のレシピ。
押しも押されもせぬ谷中の大人気かき氷店『ひみつ堂』。かき氷を一年中食べられる人気スイーツに押し上げた立役者ともいえる店だ。夏のピーク時には2時間から、最大6時間待つこともあるという人気がゆえに、『ひみつ堂』でかき氷を食べるためには、1日がかりで楽しむ覚悟が必要だ。
そんなに並ぶ体力がない、どうしても今すぐ食べたい!という人のために、今回は『ひみつ堂』の氷蜜(ひみつ)のレシピをご紹介。一番人気のひみつのいちごみるくに、マスカルポーネチーズの蜜をトッピングした、その名もマスカルいちみ。素材の味を最大限に引き出した氷蜜を一度食べたら、もう普通のかき氷シロップには戻れない!?
『ひみつ堂』のマスカルいちみの作り方
<材料(作りやすい量・約3~4人前)>
氷・・・好きなだけ
[いちご蜜]
冷凍いちご・・・200g
グラニュー糖・・・40g
[マスカル蜜]
マスカルポーネチーズ・・・100g
卵・・・1/2個
生クリーム(乳脂肪分35%のもの。ホイップクリームでも可)・・・40ml
グラニュー糖・・・25g
コンデンスミルク・・・30g
[練乳蜜]
コンデンスミルク・・・小さじ1/2
牛乳・・・100ml
[必要な道具]
・ミキサーかフードプロセッサー
・ハンドミキサーか泡立て器
・かき氷器
<下ごしらえ>
冷凍いちごは自然解凍しておく。練乳蜜は簡単なので、あらかじめ作って冷蔵庫で冷やしておこう。ドレッシングボトル(よく洗った空き瓶やペットボトルでも可)にコンデンスミルクと牛乳を1:1の割合で加え、振り混ぜれば完成だ!
Point①いちごは冷凍品でOK
『ひみつ堂』では年間を通して、静岡県の契約農家で収穫後すぐに急速冷凍したいちごを使用していちご蜜を作っている。一度冷凍したいちごは、解凍時に余計な水分が抜けるので、より濃厚な蜜に仕上がるそう。もし生のいちごを使用する際は、軽くつぶしてからミキサーに入れると◎
Point②蜜は非加熱なので、その日食べきれる量を作ろう
いちご蜜をはじめ、『ひみつ堂』の多くの蜜は、素材の風味をそのまま生かすため非加熱で仕上げている。日持ちはしないので、その日に食べきれる分量で作るといい。なお、1杯につき氷を約300g使用し、各種蜜を約100gずつかけると、一番上の写真のような大盛りかき氷が出来上がる。
①まずはいちご蜜を作る。ミキサーに自然解凍したいちごとグラニュー糖を入れる
いちごとグラニュー糖をミキサー(またはフードプロセッサー)に入れる。濃厚な仕上がりにするため、いちごを解凍した際に出た水分は加えない。
②ミキサーで撹拌する
ミキサーで、10秒程度撹拌する。撹拌しすぎるといちごの食感が完全に無くなってしまうので、様子を見ながら撹拌しよう。
写真のように、砂糖が溶けてある程度滑らかになったらいちご蜜の完成! 加熱しないことで、いちご本来の風味と鮮やかな色を楽しめる。完成したら食べる直前まで冷蔵庫へ。
③次にマスカル蜜を作る。まず卵を白身と黄身に分離し、メレンゲを作る。
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