『ゼロ秒思考』:思考を1歩前に進めるには?
こちらの本、2014年に一度読んでおり、
当時は「( ´_ゝ`)フーン」で終わってしまい、
上手く自分のものにできず終わっていました。
ただ6年経ったいま、すごく腹落ち感が強くなっていて、
なるほど!そうだよね!と思う文章がたくさんありました。
読書前に考えていたこと
一度読んだことがあり、
「メモ書きの重要性について書いてあった」
というのは覚えていたのですが、
最近シンプルに
「言語化できないことって、もちろん相手に伝えられない」
「今もやもや思い浮かんでることを文字に落としてみるのって大事」
と思う機会が増えました。
そういえば、ゼロ秒思考ってそういうことの重要性を説いた本だよな、
と思いだし、今一度読んでみようと思いました。
心に残ったメッセージ
頭の中にあることを、脳の中に留めるのではなく、
文字に落とすことの重要性が本書のメッセージです。
最初にこの本を読んだ時も、納得・感動はしたと思いますが、
今回は、読んだことをより強く共感することができました。
特に、悩んでいることや、怒りを感じていることを、
文字に書き出すことで、
友人や家族に思いをぶつけてるのと同じ発散効果があったり、
頭の中で堂々巡りせずに考えが整理できる
ということだと思います。
(よくいう、”悩む”を”考える”に昇華することにつながるのかと)
これって、仕事でもそうだよな、と思ってます。
仕事柄、ドキュメント(PPTが主)を作成し、
お客さんに説明することが多いです。
ただサクッとパンチラインだけ書いて、
いきなり図を書き始めると、
・メッセージとボディが微妙に合ってない とか
・そもそもメッセージ自体がぼやけている
みたいなことが多くあります。
本来であれば、
・パンチラインは何で
・それを表現するためには、どういう表現方法がいいのか?
(ファクトやチャート)
をもっと、言葉で、研ぎ澄ます必要があると思います。
フワッと図にすると、
何となく資料に仕上がった感 が出ますし、
別に話す人の力量さえあれば、
フワッとした図で押し切れるのですが、
本来は伝えたいメッセージが文字でクリアになっており、それをサポートするための資料であるべきです。
ちなみに、同じくベストセラー
『言葉にできるは武器になる』
も最高に名著で、言葉にすることの重要性を説いています。
(こちらの方がより、思考にフォーカスしている気がします)
アクションプラン
もちろん、メモ書きを始めることです。
が、早くも昨日やるのを忘れてしまったので、
1日10個以上、意識的に取り組むようにします。
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