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バーチカル手帳が使えない

突然冬がやってきました。
冬支度を怠っていた私は、とりあえず手近にあるあったかい服を着て、マフラーを巻き凌いでいます。
「マフラーはアウター一枚分の効果がある」そうです。

さて今回は、ジブン手帳などで知られる「バーチカル」についてのお話です。


予定は予定通りに

バーチカル手帳が使えない理由その1
組んだスケジュール通りにいかないと嫌になる。

私は子供の頃からそうでしたが、予定していることが予定通りにいかないと、嫌になり癇癪を起こすタイプでした。
夕飯の献立にしろ、日曜日に遊びに行く予定や友達が○日に本持って行くねと約束したのにそれを忘れられたとき。などです。
ならば試験勉強の計画を立て、その通り実行していたのかと言えばそれは違う。
どちらかといえば計画を立てて満足するほうでした(笑)。

今でこそ、子供の頃よりは寛容になりました(相手の都合なども配慮できるようになりましたので、一応)が、それでも予定通りいかないと不満になることもあります。
主に自分の要因で予定通りにいかないときですね。
例えば仕事が忙しくて疲れて何もできない、とか体調が悪くて頭が回らないとかです。

バーチカル手帳は「○時〜○時仕事」「△時〜□時買い物」など、時間軸に合わせて予定を書き込むものです。
会議や出かける予定など、あまり変更のないものはいいのですが、プライベートなことほど予定は崩れやすく、記入した通りには事が進まないものです。
最近良く見かけるバーチカル手帳の使い方の一つに、予定を記入した反対側に実際行ったことを記入するやり方があります。
そして、予定との差異や、その日にやったことを可視化することで次に活かす。

……理屈はわかっています。
なるほど、それならバーチカルも使えそう。だと思いました。
ですが実際、その差異があればあるほど、予定が狂えば狂うほど、可視化されたそれが私の首を絞めました。

やはり予定は予定通りにいかないと嫌になってしまい、バーチカルは続きませんでした。

そもそも……

バーチカル手帳が使えない理由その2
そもそもそんなにマメじゃないし予定も多くない。

例えば手帳に書くのがとても好きな方は、予定がない日にでも沢山のことを書き出せます。
(その場合は実際にやったことだけを記入されている)
もちろん、予定を予め書いておき、余白を埋めるように行動したことを記入し埋めていく方もいます。
とにかく、「○時お風呂」「△時〇〇がこうした」など、ほとんど都度時間を確認しないようなことを事細かく記入……なんてできない!
これらのことを細かく記す方は、その都度時間を確認しているのか、大雑把に大体の時間に当てているのか……。どちらなんでしょうか。
私も字で埋め尽くしたいがために、別にメモをとり、後でバーチカルに転記しようとしたことがありますが、途中で面倒になり挫折しました。
「これはマメじゃないと無理だな」と。
仕事柄、誰かにアポイントを取る予定もないし、「○時に会議」がしょっちゅうあるわけでもない。誰かの代わりに仕事を任されることもほとんどないし……。そもそも時間に緩い職場だし……。
なので仕事の予定で埋められもしない。

何もかもに於いて、バーチカルに不向きだとわかりました。

バーチカルを自作し、使っていたこともあったのですが……

私流のやり方

バーチカルのようにしっかりと時間管理をするのは苦手だとわかってからは、私なりに噛み砕いたやり方でタスクや予定などを管理するようになりました。

①その日にやりたいこと、やることを全て書き出す。
②その日にどうしてもやっておきたいこと(クリアしておきたいこと)を一つだけ目立たせる。
③他のタスクがこなせなくても、目立たせた一つだけがクリアできていたら良しとする。

……というやり方です。
どこにも時間を決めたものはありません。
手をつけたいところからやってみたり、必ずこなしたいタスクだけをやる日もあります。
私にはこのやり方が今のところ、一番合っているようです。

この日はGOALを書いていませんでしたが、GOALに記載したタスクだけは必ずやる。という決まりを作っていました。
現在は、ウィークリーにタスクなどを書き込んでいます。一番上に書いているタスクができたらOKとしています。今後は重要度の高いものはもう少し目立たせたいです。

ジブン手帳やほぼ日手帳、バーチカルのリフィルなど、時間軸をはじめから記入している手帳やリフィルは沢山あります。
どれもとても魅力的で、人様が使いこなしているところを見ると自分にもできそうな錯覚を起こしたり、何よりやってみたくなる。
毎年誘惑されるけど、毎回1週間で挫折する。

人の数だけ、合う手帳が違うのだなと、
毎年噛み締めるのでした。。。

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