平成の大合併って何だったのか、今更考える
こんにちわ。些の件です。
平成の大合併…私が役場に入った頃に、ちょうどその最中でした。
思い返してみるのに、コトバンクでもう一度確認してみました。
1999年から2011年の約10年で、3,200あった市町村数が1,700まで減ったんですね。約45%減。
合併の一番わかりやすいメリットは、市長・町長・村長さんが自治体数減った数だけ減るって事だと思います。
仮に、市町村長の平均年収1,000万円だとすると、1500人の市町村長さんが居なくなったので全国で150億円の歳出削減ですね。
市町村議員の数も市町村職員の数も減っていると思いますが、合併していない自治体も減らしているので、合併したかどうかは、そんなに関係ないかもしれないですね。
平成の大合併から10年が経ちました。はじまってすぐに合併した自治体は20年。合併してもしていなくても、各自治体で議員数や職員数減らして、相当財政合理化してきたと思います。
ただ、1つ思うのは、町長や議員は、頭数減らせば、その分給与や報酬の歳出削減に繋がります。
けど、地方公務員は頭数減っても、歳出額減るとは限りません。
その仕組は、『過疎自治体の義務的経費を5年で10,000千円削減する方法 ~地域振興に資する地方公務員早期退職のすゝめ~』の方でも、少し説明しているので興味のある方、ご購読ください。
20年前から10年前くらいに掛けて、地方自治体が職員数減らしたことで起きている現象、それが今どうなっているのか次回シュミレーションしてみたいと思います。
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日本の片隅で公務員の経験を公務員じゃない立場で活かしていきたいです。過疎地域も元気になるお手伝いできればと思っているので、よろしければサポートお願いします。