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犬小屋。October 6, 2019


こんにちは!3度のメシよりパイセンが好きなサノ☆ユタカです。


というわけで、パリっす。

今回の旅のいちばんの目的は杉本博司パイセンのパリオペラ座バレエ公演を観劇すること。超はりきって最前列の砂かぶりでガン見したっす。

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ヤバかったなあ。超キレキレ。






シャガールのヘタウマみたいな天井の絵にビカビカのハリボテみたいでゴージャスな劇場の内装。その真逆のベクトルの舞台美術は綺麗な木製の花道のみで超ミニマム。そこは杉本文楽にも通じる文脈っす。ところが音、衣装、光の演出がかなり攻め攻め。2部構成の前半がパイセンの演出。池田亮司のノイズ音楽とライティングが超ヤバかったす。なぜか衣装はリック・オウエンス。金と銀のフンドシ姿が超ヤバで爆笑。さらには能までミックスしてやりたい放題。ガーサスっす、パイセン。
後半は音楽がジェームス・ブレイク。ほー、そう来ましたかって感じ。もうどうせなら生ジェームス・ブレイクでやってもらいたかったす。
それにしてもオペラ座、異空間になってたなあ。チャンスあれば15日まで公演は続くから是非。
俺も数年前にオペラ座の屋根の上でならCMの演出したことはあるんだけど寒かったなあ屋上。外じゃなくてやっぱり中だよな。偉くなったらちゃんと呼ばれて中でやりたいよな。いつかは本物の舞台演出したいっす。
あ、寒〜い屋根の上で撮ったのはこれね。


パイセンがパリにいる間に5日連続で通ったという噂(真偽は知らないけど)のレストランがオープンしたばかりのMAISON。

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クラウンバーなどのシェフを経て日本人シェフ渥美創太が開いたこの店は建築があの田根剛、しかも店名のロゴデザインはデビット・リンチ。

はっきり言ってヤバイっす。店も料理もサービスも完璧。おまけに日本人スタッフだけでなくフランス人スタッフも日本語を話してくれます。このクオリティでコースがたったの55ユーロ。中目黒にあったら月4で行くぜ。これはマストゴーっす。本当にいい店だったなあ。ちなみに今JALのファーストは渥美さんのコースを提供してるっす。俺にはあんまりカンケーないけど。




パリではファンデシオン・ルイヴィトンではじまったシャルロット・ペリアン展も見てきたんだけど、これが超よかったす。展示の量もすごいんだけど同時代の作家たちの絵や作品との展示のマッチングといいセンスがめちゃよし。特に屋外スペースにあるプレハブ小屋がめちゃ良かったな。来年の2月の終わりまでやってるのでパリに来る人は行ってみるべし。

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俺も生まれ替わったら思いっきり金持ちになって全部ペリアンで山小屋建てて犬の部屋にピカソとか飾っちゃうぞ。まじで。

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