サブ3向けフォーム改善トレーニング
三河屋さんから先日の投稿にコメント頂きました。
筋肉の総動員!鋭い視点です。
ランナーとしてはキャリア浅いのに、
さすがエンジニア出身の国際コンサルタント、
目の付けどころが違いますね。
力学的前進ベクトルで全ての筋肉のベクトルを合わせる、ふむふむこれもその通り。そのためのフォームづくりが必要な点も頷けます。
理屈で考えれば簡単に見えるが難しいのが現状だったりするので、改めてランナー向けの各種情報を確認してみたいと思います。
青学駅伝ランナーも実践している体幹の強化以外に何があるのか。
理論でいうと、みやすのんき氏の解説が一番充実しています。
・フォアフット走法の習得
・股関節まわりの動きの改善
この2点を中心にランニングエコノミーの改善が得られる「アルティメットフォアフット走法」など、フォームへの深い造詣があり、情報発信も熱心に行っています。少し理論先行で直観的に難しい箇所もありますが、非常に参考になります。
有名なユーチューバーも見てみよう。
(ランたなちゃんねる)
股関節まわりの解説はナンバーワンだと思います。
股関節まわりの動きの改善によるストライド伸長、その結果タイム短縮が図れるわけです。
自分なりの結論
ピッチ走法、ストライド走法と分類されたりしますが、マラソンにおいてピッチはどの選手も180~200の間で、正直大差ありません。そうするとタイムを左右するのはストライドです。
キプチョゲ選手(INEOS1.59) 180~185
大迫選手(東京マラソン2020) 180~185
前田穂南選手(2019MGC) 185~190
鈴木亜由子選手(2019MGC)195~200
(参考)ウサイン・ボルト選手(世界記録) 256
タイム向上=ストライドを伸ばすことが目的になるのであれば、体幹の強化、フォアフット着地、股関節の動きの改善が必要になるのは当たり前のことで、筋肉を総動員して大きなストライドでラクに走れる身体作りがタイム向上の近道なんだと腹におちました。三河屋さんありがとうございます!
ただサブ3、サブ3.5、サブ4と目指すレベルで強化の度合いが大きく変わることも事実。強度アップは怪我のリスクも伴うので簡単ではない理由がここにあるのかもしれない。
ピッチとストライドの関係については、筑波大学駅伝監督の弘山氏が非常にわかりやすく纏めていました。ランニングエコノミーの観点で、ピッチを必要以上に上げるとエネルギー効率が下がるという点を強調しています。
あまりに速いピッチだと力学的前進ベクトルの整合性がとれなくてムダが多くなってしまうことも想像できますよね。
そして新兵器
そんなこんなで、改めてこれいいんじゃね?と思い始めてきたのがコレ。
体幹に効いて、股関節の動きもチェックできそう。6月中旬に到着予定なのでリカバリーの際に使ってみようと思います。
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