IZU TRAIL JOURNEY 2020
12月13日(日)にIZU TRAIL JOURNEY 70kに参戦しました。
アジアトレイルマスター2020-21 シリーズレースというのと、Trail & Mountain Running Championships 2021・ロングトレイル日本代表選手選考レースということもあって多くの日本のトップ選手が参加するレースになります。
コースは松崎町の漁港をスタートして伊豆半島の中央部(旧天城峠)を目指してひたすら登り、そこから尾根沿いを戸田峠まで北上し、最後に修善寺虹の郷でフィニッシュ、という道程になります。上り3120m、下り2870mというコースで、激坂は少ないので他のレースに比べると平均スピードは速くなります。走らされるコース、という例えもされているようです。
(レース前日)
朝10時に三島駅南口を出てすぐの楽寿園で受付。
感染症対策もバッチリ。
装備品チェック。ライト2個、レインジャケット、後方からの視認用のフラッシュライト、手袋の4点がチェック対象でした。
受付が終わった後は観光で柿田川湧水群へ。
その後はスーパー銭湯(極楽湯)でリラックス。
15時にホテルにチェックイン、レースに向けての荷物整理などした後に17時夕食、20時に就寝。
(レース当日)
深夜2時起床、3時にバス集合、4時30分にスタート地点に到着して荷物預け、朝6:00スタート、気温は7.4度でした。
自分の装備は以下の通り。日中16度くらいまで上がる予報で、中盤は標高1000mくらいでずっと走るので気温10度くらいの装備で考えました。
・Buff ビーニー
・Patagonia キャプリーン・ライトウェイト(半袖)
・SKINSアームウォーマ
・2XUスパッツ
・SALOMON パンツ(XA TRAINING SHORT)
・SKINSゲイター
・Montaneの薄手のグローブ(Primino 140)
キャプリーン・ライトウェイト(半袖)は暖かいので冬場にお勧めです。
あとは必須装備のレインジャケット(TNFのストライクトレイルフーディ)で想定外の寒さに備えることにしました。
・スタート(松崎町の漁港)~9.7km(宝蔵院)
この区画はひたすら登り区間。中盤からシングルトラックが多くなるのと、Around26kのスタート後に仁科峠を通過だと渋滞が辛そうだったので、前半から早めのペースでいく作戦としました。
自分はBグループでのスタートで順位がさっぱりわからずでしたが、ひたすらAグループの走者を追い抜いてました。同じBグループにヴェイパーフライで走っているランナーがいて、ほぼ同タイムで宝蔵院を通過しました。少し会話したところ、クッションが利いているので走りやすいとのことでした。ソール大丈夫なのかな...
・9.7km(宝蔵院)~26.0km(第一エイド:こがね橋)
序盤で飛ばしすぎた影響で、脚が早くも利かなくなってきて下り区間でかなりのランナーに追い抜かれることに。ドリンクは殆ど残っていたので、ここではバナナ1本、コーラの補給だけにしてエイドを出発。
・26.0km(第一エイド:こがね橋)~40.2km(第二エイド:仁科峠)
この区間が一番苦しみました。こがね橋直後の激坂区間はまだしも、二本杉峠を過ぎてからの平坦区間のスピードが上がらず多くのランナーに抜かれることに。
仁科峠のエイドでは塩かつおうどん、ドーナツ、コーラを補給、ドリンクはメダリストを1リットル補充、エナジーゼリー(オレは摂取す)を1つ頂きました。
・40.2km(第二エイド:仁科峠)~51.2km(第三エイド:土肥駐車場)
仁科峠を過ぎてからは、笹の道の絶景ポイントが続きます。登りを歩き、下りは脚を休ませながら風景を楽しんでいました。メダリストとオレは摂取すの効果なのか、少しづつペースを持ち直し始めました。
・51.2km(第三エイド:土肥駐車場)~66.0km(フィニッシュ:修善寺虹の郷)
第三エイドではしし汁とコーラを頂いて、ドリンクは水を500ml補充。ようやく脚が完全復活しました。周りのランナーが終盤ペースダウンしているのもあり、1人づつコツコツと追い抜いてフィニッシュエリアへ。最後は下りで終わると思っていたらラスト1kmがまさかの登り(泣)。最後の力を振り絞ってフィニッシュ。
記録: 8時間03分28秒 (総合82位/1184人出走中)
こうして見ると最初の区間飛ばしすぎでしたね。来年は7時間台を目指したいと思います。
最後に、コロナ禍の中でこの規模の大会開催を決断頂いた総合プロデューサーの千葉さん、松崎町を始めとした実行委員会の皆様、運営関係者やボランティアの皆様、応援頂いた地元の皆様など感謝をお伝えしたいと思います!非常に満足度の高いレースでしたし、大きな事故など無く無事に終了して本当に良かったと思います。
(今回の大会を通しての個人的なLessons Learned)
・補給:メダリスト(クエン酸)とオレは摂取す(BCAA)の効果(?)で終盤に脚が回復しました。
・体温調節:今回のコースは風の影響もあり、体感温度の変動が大きかったレースでした。アームウォーマーをこまめに上げ下げしたり、BuffのビーニーCAPをでこまめに着けたり外したりで調節しましたが、結果それが良かったと思います。
・ペース配分:自分は傾斜の緩い上り(走れる上り)が苦手で、歩くペースの上りが得意なようで、今回のコースで序盤に速いペースで走ってしまったことで、脚があっという間に売り切れてしまいました。
序盤はゆっくり入りつつも、速いペースで緩い上りを走れるようなトレーニングを検討したいと思います。
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