やさしい人になりたいなら
やさしい人は好きですか?
あなたは優しい人になりたいと思いますか?
他人に優しくするって具体的にどうする事なのか。
簡単なようで難しく奥が深いテーマですよね。
今日は私が「やさしい人になるため」に日頃心がけていることを書いていこうと思います。
優しさとは自分を犠牲にすることではない
人に優しくする事とは、何かを譲ってあげる事でしょうか?何かを与えてあげる事でしょうか。それとも自分の幸せをお裾分けしてあげる事?
私はそのどれもが「優しい」という定義には当てはまらないと思います。
親切を働こうとする時、自己犠牲が生じてしまう事は「自分に優しくない」と言えます。
自分に優しくない人が他人に優しくできるでしょうか。
自己犠牲の上に成り立った他者への優しさは「見返り」とか「感謝」を求めてしまうものです。
何のために、私たちは他者に優しくなるべきなのか。相手のため?より良い社会の為?道徳の為?
私はこう思います。
「自分のため」だと。
情けは人の為ならず
人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。
人に親切にできる自分を私は誇りに思います。
良いことをしたらそれだけでなんだか気分が良くなりますよね。
そして相手に優しく接することで相手は自分を少なくとも嫌いにはならないと思います。
他人から好かれる自分を誇りに思わない人はいませんよね。
人に優しくするだけで自分を取り巻く環境を良い方向へ変えていく事ができます。
見返りを求めない優しさが真の親切だとして、それを貴方が持っているとしたら、貴方の周りにはきっとあなたの味方になってくれる人が集まります。
人に優しくする事で自分も誰かに尊重してもらえる存在になる。
自分に優しくするには、他人に優しくなるしかないのです。
相手を尊重する
相手を尊重するために大切なポイントは3つ
①相手の意見を尊重する
②相手の存在を尊重する
③自分を尊重する
相手が自分の意見と逆の意見を述べた時、反射的に絶対的な反対を掲げたくなる気持ちは誰もが経験していると思います。
相手の言ってる事が正しかったとしても自分の意見を曲げない人もいます。
「自分が間違っていると認めることは自尊心が許さない」という感覚は誰もが持ち得る感情です。
この世には自分の把握しきれない事情がたくさんありそれを起因とした考え方も数えきれないほどあります。
自分の考え方があるように相手にも尊重されるべき考え方があるという事を忘れてはいけません。
次に相手の存在を尊重するとはどういうことでしょうか。
よく「自分がされて嫌な事は相手にしてはいけない」という教えがありますよね。これは相手にも貴方と同じだけの尊厳があるのだから、自分が嫌だなと思う事は当然に相手も嫌なことであり、それを分かっていないとだめですよ。という事なんだと私は思います。
時々人は他人に自分と同じだけの尊厳があることを忘れてしまいます。だからイジメがあったりネットで過剰な「叩き」が行われ炎上したり、荒んだ事が起こってしまうのだと思います。
そして「自分を尊重する」ためには他人を尊重しなければなりません。
他人を尊重できない人は「この世には尊重される人とされない人がいる」という状況を自分で作り出してしまいます。こうなってしまうと状況が一転すれば自分すらも「尊重されない人」になってしまい、自分が他人を蔑ろにしたように自分も誰かに蔑ろにされてもしょうがない、という価値観の中で生きていく事になります。
「誰もが尊重されるべき個人である」という価値観の中で生きるには、まずは自分が他人を尊重できる人間になる必要があります。
最後に
今日は #やさしさにふれて というハッシュタグをテーマに優しい人になるために心がけたい事を書きました。
他にもこういう事を心掛けたいなとか自分が優しいと感じる人の特徴などコメントで教えていただけると嬉しいです。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。
あなたの最初で最後の推しになりたい。三宮つばきでした!