「令和版百人一首」恋の巻 冬の部
三羽さんの「令和版百人一首」恋の巻が遂に「冬の部」を迎えました。
noteの街の皆さん百人で「令和版百人一首」を作ろうという企画です。
ここまで春、夏、秋となんとか順調にきましたが「冬の部」は新しい参加者が現れてくれないとピンチかもしれません。
どうぞ皆さん、気軽にご参加くださいね。よろしくお願いします。
詳しくは上記の三羽さんの記事で、ご確認ください。
魔が差して
知らぬ男と寝るベッド
雪降りし頃
恋が香らむ
まがさして
しらぬおとことねるベッド
ゆきふりしころ
こいがかほらむ
【解説】
(表向き)
酔った勢いだったのか、気が合って
行きずりの見知らぬ男と一夜を共にしてしまった。
雨が雪に変わる頃、恋に変わっていく気配を感じた。
(真実)
窓際の病院のベッドの隣があまりにも寒かった日、看護師さん達の目を盗んで、変わり果てた違う姿になった主人のベッドに潜り込んだ。あぁ、姿カタチが変わっても、それでもやっぱり好きかもしれない。病室の窓の外の雨が雪に変わる頃に、もう一度愛せるかもしれないと思った。