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「映画感想」ノイズ


平和な島に暮らす幼馴染みの4人の男女。
イチジク生産で限界集落からの脱却を図ろうとする圭太(藤原竜也)とその妻 加奈(黒木華)、猟師で害獣駆除をしている純(松山ケンイチ)駐在所の警察官 真一郎(神木隆之介)

ある日、この島にサイコパスの元受刑者を保護観察官が就職させようとしたことから、この物語は始まる。

最初のうちは藤原竜也の演技がバタ臭く感じた。イチジク作ってる農園主が、こんなイケメンなわけないだろ?(笑)そんな偏見がどうしても先立ってしまう。
松山ケンイチも、なんとなくいつもの彼の良さが出しきれていないような気がした。その中で抜群な演技力が光るのが、神木隆之介だった。

「ああ、こういう気の弱いおまわりさん、島に居そう」

彼の演技が一番自然でリアリティがあって、島にとけ込んでいた。
そんなクレームをつけながらも、なんだかんだ、だんだんと目が離せなくなってくるのが、この映画の不思議なところだ。
物語が進むに従ってハマっていくような感じ。

映画が始まって直ぐに、先ず一人殺される。それからまた一人、また一人と…死体が並んでいく。
平和だった島がざわついていく。
本土から訪れた刑事(永瀬正敏)達を島民は、悪者扱いする。お前達が来たから事件が起こったんだ、此処は元々平和な島だったのにと言わんばかりだ。

さて、本当の犯人は誰だ?!
ノイズは誰だったのか?
最後の5分間で衝撃の真実が暴かれる。

善意とは何か?
恋や友情の行方は?

「ああ、そういうことだったんだ」
と結末に納得するだろう。

私は真犯人に本当にそれで幸せなの?
と問いたくなった。
これだけ文句を言いながら、目が離せなかったんだからまずまずの傑作なんだろう(笑)


藤原竜也と松山ケンイチ「デスゲーム」の二人が出演しているんだから平和なはずがないです!


これが言いたかったんです(笑)

#ですげーむ


ふくふくさん、よろしくお願いしますm(__)m

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