算命学余話 #G37 「辛丑を考える」/バックナンバー
2021年の干支歴の年が明けました。ご承知の通り、算命学が使うカレンダーは西暦とは関係のない干支歴です。干支歴では新年を立春と定めています。立春とは、冬至と春分の中間点のことで、冬至を冬の頂点、春分を春の頂点と考えた場合に、そのちょうど真ん中が冬と春の境目であり、ここから春が始まるという理屈から成立しました。「春が立つ」のが一年の更新起点であり、新年初日であり、一年の生命活動の開始を意味します。
日本の伝統行事である節分は、この立春の前日に当たり、本来は大晦日のことです。