無事行けました!4日間限定『君たちはどう生きるか』
ジブリファンとしては公開された三連休に行きたかった『君たちはどう生きるか』。やっと、やっと、日本語字幕上映がはじまったので映画館へ。
ちなみに今回は
という条件で公開された。
朝イチ上映の映画館も結構あったけど、お昼から上映もあったので、映画館の母数が多いってだけで観に行ける上映回の幅が広がる都会って最高。でも、4日間しか上映されないので「もう一度映画館で観たい!」は叶わなさそう。せっかくたくさん映画館があるんだから、時差で上映してくれれば良いのに。なんて思ったり。
字幕眼鏡の対応はあるそうなので、どうしても2回目が観たくなったらそれで観に行こうかな。わりとセリフ少なめだったから、そんなに煩わしくないかもしれない。とりあえず、まずは字幕上映でどれくらいの情報量の映画なのかを確かめないことには字幕メガネには踏み切れないのよね。だからやっぱり、この4日間は貴重。
※字幕眼鏡とは、以下のサイトで紹介されているようなバリアフリー字幕のアプリです。わたしは以前、UDCastというサービスを使って映画を鑑賞したことがあります。
そういえば。エンドロールのクレジットって声優さんの名前しか出てこないじゃないですか。キコエル人たちって「あぁ、この声は〇〇さんね!」と分かるものなのかしら。わたしはそのあたりよく分からないので、役名と声優さんとセットでクレジット出してくれても良いのになぁとか思いながら眺めていました。
さてさて。この映画、ネットではだいぶ賛否両論あったみたいだけれども。わたしは、とても好きでした。
わたしの敬愛するスタジオジブリ様が、意図をもって観に行くまで情報は解禁しない!というスタンスを貫いていた作品。わたしの周りのお友達も「これは、事前情報なしで観に行くから心に響く作品だった」と、字幕放映まで感想さえ伝えないで大切に大切に鑑賞日を待ってくれた作品なので。わたしも、今日のnoteでは具体的な感想は書かない。まだ観ていない方がこのnoteに辿り着くかもしれないから。
ちゃんと劇場に行ってこの目で観てきたから。ネタバレとかそういうのじゃなくて、先入観なしに心を動かしに行って欲しい作品だった。
なんていうんだろう。これからもわたしの心のバイブルのひとつとして人生の折々に鑑賞し続けたい作品で。
日本語で感じたことは日本語で、手話で感じたことは手話で表現するのがしっくりくる。そういうのと同じように、日本語にも手話にもまだ置き換えられない。アニメーションという言語で、わたしの心を動かしたんだと思う。それくらい、衝撃の大きな物語だった。
ただ感動したとか泣けるとか考えさせられるとかじゃなくて。何度も何度も繰り返し鑑賞して、少しずつわたしのものになっていく。あぁやっぱり、聖書みたいな。バイブルみたいな存在になっていくんだろうな。なんてことを思いながら、まだまだ感情に浸っています。
観にいけてよかった。セリフ少ないことも分かったので、次は字幕メガネで観に行こっかな。アプリもメガネもここ数年できっと進化しているし、こちらも新たな発見があるかもしれないし。
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