見出し画像

月曜日の言葉の使い方

週明けは気を配りたい

エンジンが思い通りにかからない月曜日の朝。じっくりとギアを上げて行こうと思っていると、ふいに降りかかってくる言葉や出来事にあたふたしてしまうことがある。

まずはメール。土日を休みにしていない業種のパートナーからメールが届いている時がある。ここ数年はトラブル関連のメールは減ったが、ベンチャー企業にいた頃は「Outlook」を週明けに開くのが憂鬱だった。

高確率でトラブルに関するメールが入っているからだ。ぼんやりとした頭が突然、フル回転する。必死にギアを上げるから心身に負荷がかかる。トラブルが解決する頃にはグッタリなんてことが続いた。

次に雑務関連。有給届けが出されていない、タイムカードが打刻されていないなど、小さいことだけど月曜日には指摘されたくないことを言われたりする。意外とルールを順守するタイプなので、細かいことの方が指摘されると困惑する。週明けに起こると、週半ばまで引きずってしまうことも。

なんでもパーフェクトにこなすことが身上だと思っていた頃から、今では申請関連の書類が差し戻されても気にしなくなった。とはいえ、出勤直後にガミガミ言われたくはない。週末気分で浮かれると落とし穴が案外とある。

最後に、同僚。週半ば、あるいは週末ならば、なんてことはない言葉に反応されることがある。からかいのニュアンスなどないけど、普段の会話が成立しないことがある。ボクがエンジンが温まっていないのだから、相手も温まっているはずはなく、うっかりすると自ら気分を害するポイントを作ってしまうから注意が必要だ。

対照的に、週明けにポジティブな言葉を掛けられると、週半ばや週末よりもうれしく感じる。例えば、休日出勤後。代休が取れるし、休日出勤手当もつくメリットがありながらも、やはり子持ちは前向きな気持ちで勤務できるわけではない。

そこで、だ。さりげなく「昨日は休日出勤ありがとう」「休日なのにお疲れさまでした」「今日は定時で上がってください」などと言われると、相手にとっては当たり前のような言葉でも、こちらとしてはうれしさがこみ上げてくる。「出勤してよかったな」と思えてくるから不思議だ。

労いの言葉って大切。たとえ、そこに心がこもっていなくても。ポジティブな言葉はパワーになる。ということは、ボクも同じように、週明けからプラスの言葉を、相手が喜んで前向きに仕事に向き合える言葉を伝えればいいのだと改めて気が付く。

言葉を扱っている分、そこには他人よりも気を配りたい。同僚にそうするのであるならば、家族に対しても同じように振舞うべき。最近は恥ずかしくて、なかなか家族に気持ちを言葉にして届けられていないが、シャイぶっている場合ではない。大切な人にはプラスの言葉を届けようと思う。

自分にそれが返ってくることを過剰に期待せずに。

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!

いいなと思ったら応援しよう!