人に会えない時代に、人からもらった大切な言葉
完璧主義は要らいないのですについて
今、40数年の人生の中で、とても大きなチャレンジをしている。しなくてもいいのに、ボクは敢えてすることを選んだ。
自分が選んだとはいえ、未知の領域なので戸惑いの連続だ。気を抜くと闇に取り込まれそうになる。
ベッドの上に体育座りして一点を見つめている…ことはないけれども、心で泣いた日は数知れず。
なぜ?そんなに自分を追い込む?もっと楽してもいいいんじゃないの?そう自問しながら、でも結局は完璧主義が顔を出し、上手くやろう、褒められようとしてしまう。その度に苦しくなる。
でも、乗り越えてきているし、傍から見れば大したことがなくても自分の中では日々の成長、進歩を感じられている。故・志村けんさんのコトバを思い出す。
「2ミリでもいいじゃない。進歩してるんだから」
思い悩むPerfumeに志村さんがかけたコトバだ。照れ屋の志村さんは微笑みながら、でも真面目なトーンで彼女たちにコトバを送った。
そうそうなのだ。相手にとって進んでいないように見えても、自分の中で少しでも前に行けているならば、それでいいじゃないか。
SNSが世にはびこり、承認欲求が高まる傾向にある昨今、認められたい、いいねされたい、褒められたい思いは強まっているように思う。実際にボクはそうなっている。弱い人間だから。
移籍して、まだ2か月。ついつい、うつむきがちになっていた時、我が家を建ててくれたJinroku×coboさんの佐藤拓生さんに、嬉しい言葉をいただいたのです。
「まだ2か月じゃないですか。2か月でなんでもかんでも分かったら、それはそれで怖いですよ。ボクなんて(業界)7年目ですけど、まだまだですから」
謙遜もあるのでしょうが、じ~ん、と心に沁みました。とにかく、慣れよう、結果を出そう。そして、褒められよう。そのためには、知らないことを、なるべく早く減らそう。減らさないと、減らさなければ…その思いは焦りを呼び、不安を増幅させていました。
でも、そうなのです。まだ2か月なのです。仕事も、職場環境も、クライアントさんも、全てを把握できるわけがないのです。もちろん、できるスーパーマンもいるのでしょうが、それはそれ。ボクはボクでしかないですからね。
以前よりも知らないこと、分からないことを恥ずかしがらずに聞けるようになったし、聞くようにしています。それだけでも大前進。大きく成長しています。
検索で何でも出てくるけれども、ボクは極力、知っている人、分かる人に聞きたいのです。それがコミュニケーションってやつだと思っているので。
3か月だから、半年だから、1年経ったから。人の進歩は、人の数だけあるわけで、区切りに何かを成し遂げておく、身につけておくことも大切ですが、それぞれのペースで進んでいけれる社会になると、それを認められる許容度があると、もっとみんなが笑顔で過ごせるんじゃないかなと。
人に会うのが難しい時期に、人に会って、人からもらった言葉に励まされました。今の状況が終息し、もっとみんなで気軽に話しができる日々が訪れるのを切に願います。
おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?