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社畜、一歩手前

ありがとう!って伝えたくて

先週の金曜日、我が子の授業参観があった。午前のみ出社して、午後は有休にした。

仕事が落ち着いているので有休を取ることにしたが、普段は中抜けが多いので「パパ、また(仕事に)戻るの」と我が子。どうして?って聞いたら、我が子はこう返して来た。「だって、パパ、仕事好きじゃん」。

そう、ボクは仕事が好きだ。呼吸するように書くことが好きなボクが、書くことで給料がもらえていることは筆舌に尽くしがたいほどの幸せ。

しかし、我が子には、そうは思えないようだ。たしかに、最近はかなりハードな納期の仕事が多く、あくせく働いていたように思う。

パワハラ三昧だった前職に比べるとメンタル的には良好で、我が子にもそうは映っていると思うが、いつも何かアイデアを探していることからスイッチがオンのままに見えるのだろう。

中抜けにしているのは、仕事が重なっていることはもちろんあるが、有休を使いたくないから。弊社は時間給がない。以前の勤め先は30分単位で時間給が取れたことを考えると、短時間でも午前休か午後休を取らないといけない。それは勿体ない、と思うので中抜けにしているが、どうやら会社に戻ることを我が子は「社畜」のように考えているらしい。

実際は違っていても、そう思わせてしまうことはあまり良くないなと。仕事は好きだし、実際に任される業務は同じ部署の同僚の倍はあるが、こなせなくはない。ただ、こなせなくはないので、他人よりも業務量が増えてしまい、我が子と過ごす時間が削られているのは事実。

そう考えると、社畜一歩手前にいるのかもしれない。我が子のハッとするような言葉のおかげで、ちょっと目が覚めた。やらなければいけない時には、もちろん残業をしたり、同僚のカバーをする必要があるが、そうでない時は無理をせずに定時ダッシュしたいと思う。

今の会社は定時ダッシュを咎められるようなことはないのだから。まだまだ残業=仕事している、という昭和モーレツ世代の名残りがこびり付いているが、デトックスしながら剝がしていきたい。

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!

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