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お手紙騒動!!

嫉妬の炎がメラメラしてことについて

先日は妻の誕生日でした。今年は例年のようにサプライズはありませんでした(例年と言われても我が家はロイヤルファミリーでもないので、昨年がどうだったかはみなさん分からないですよね。すいません)。妻は好きな服を買い、その半額をボクが補助し、ホールケーキでお祝いするシンプルなモノでした。

たのしく家族でお祝いをしたのですが、実はひとつ事件というか、騒動が起きました。

ほっこりする手紙のやり取り

妻の誕生日には毎年きまって高校時代の親友から手紙が届きます。高校卒業以来、一度も途絶えることなく現在まで数十年続いています。面倒くさがりのボクは年賀状でも煩わしいのに、妻と親友は手紙のやり取りを何十年も続けているわけです。好きでやっていることなので続くのでしょうけど、それにしても凄い!

SNSで頻繁に連絡を取り合っているし、無料通話で電話もしている。それなのに、手紙というオールドスタイルを維持し続けている。繰り返しになりますが、凄い!近況は分かっているのに、なにを書くことがあるのか、と思ってしまいますが、女子には女子の世界があるのでしょうね。やり取りは微笑ましく、いつもほっこりします。

子どもが突飛な行動を取った理由とは?

今年も遠方に住む親友から手紙が届きました。たのしみにしていた妻は、親友から送られたコトバをじっくりと、噛みしめるように読んでいました。その時でした!我が家の子どもが妻から手紙を奪い取り、急にビリビリと破いたのです。何事?ボクも妻も突然の出来事に面食らってコトバがでませんでした。

破り捨てリビングを出ていった我が子。それを追い掛ける妻。互いに涙を流しながら言い争い合いが勃発しました。2人とも怒りが収まらないので、ボクが我が子をお風呂に連れていき、気持ちを落ち着かせてから突発的な行動に出てしまった理由を聞きました。

「どうしてママの大事な手紙を切ったのかな?」
「だってさ、だってさ。〇〇〇(我が子)がママに手紙を書いて渡すつもりだったのに、〇〇ちゃん(親友)が先に渡しちゃったんだもん」
「それで悔しくて破ってしまったんだね」
「うん(涙)」

我が子から妻への手紙は、前日に渡し終わっていました。でも、妻が自分の予想以上に喜んでくれたことで、我が子は誕生日当日にも渡そうとしていたのです。ただ、手紙を書く時間が確保できないまま親友から手紙が届き、それで喜んだ妻を許せなかったのでした。つまり、嫉妬、ジェラシーですね。

理由を聞けばかわいいモノですが、いきなり大切な人からの手紙を破られたら、怒るのも当然だし悲しくもなりますよね。妻の反応はいたって普通のことだと思います。

お風呂からあがり、事の経緯を妻に話すと怒りは収まりました。我が子と妻はハグしてめでたく仲直り。突如として勃発した「手紙騒動」は収束しました。嗚呼よかった、と胸をなでおろしたのは言うまでもありません。

モノゴトを多面的に見るように努めたい

我が子は今まで手紙を破るような感情むき出しの行動をあまりしてこなかったこともあり、ボクも妻もフリーズしてしまったわけですが、少しずつ年を重ねることで感情表現ができるようになってきたよね、と今回のコトをプラスに捉えるようにしました。もちろん、大切なモノを粗末に扱ってはいけませんが、感情をウチに隠しているよりも、はっきりと言える、伝えるコトができたのは成長なのかなと。そう受け止めました。

ボクも妻も子育ての経験はありません。今回がはじめてです。これからも様々なコトが起こるでしょう。うれしかったり、たのしかったり、かなしかったり、つらかったりすると思いますが、なるべく起こったことを悲観的に考えずに、一面からだけ見るのではなく、角度を変えながら多面的に見るようにしたいと思っています。

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!


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