創作大賞感想 ホラー部門
私、実はホラーが大の苦手です。
ホラーだけは申し訳ないのですがどうしても無理なのです。グロは平気だけど。
貞子が流行った頃は大変でした。老いも若きも貞子貞子。こわいよぉぉ。あと夏のこの時期、テレビCMでホラー映画の宣伝してるじゃないですか。あれも本当に怖い。チャンネル変えちゃう。
そんな私ですが、創作大賞きっかけに2作ホラーを読みましたのでご紹介します。
著者:ラグトさん
児童文学ホラーです。
子どもって意外とホラー好きなんですよね。怖いもの見たさでしょうか。児童文学ホラーならそこまで怖くないはずだぞ!と読ませていただきました。
名門中学校に転校してきた主人公。霊感があるため生徒会の書記に抜擢されます。そして数々の怪異をファイルにまとめていきます。
こちらの作品は、1話ごとに異なる怪異が待ち受けています。個人的にハラハラしたのは第7話。
事故現場に遭遇した主人公。
現場でスマホに着信アリ。
「今、わたしのこと見てたよね?」
うわぁこわいよぉぉ。電話って怖いよね…。
自分の身近にホラーの種が近づくと途端に怖くなります。子ども向けなら怖くないよね、って思ったら怖かった。電話こわいよぉぉぉ。
こちらの作品、実は私の記事がきっかけで書いてくださったそうなので是非ご紹介したかったんです。ラグトさん、こちらこそありがとうございました✨
つづいて2作目。
著者:Temppさん
時は明治。といってもまだ明治になったばかり。江戸時代の面影が残っています。
鬼滅の刃が好きな方はイメージしやすいかも。
私、畠中恵さんのしゃばけシリーズが大好きで、Temppさんのこちらの作品はこのしゃばけシリーズをどことなく思い出させます。
しゃばけシリーズ好きの方にオススメ。
こちらは1話からラストまでで1つのストーリーですが、いいところで次の話にいくのでどんどん読んじゃいます。
Temppさん、たぶんかなりの書き手です。
完成度がものすごく高い。
なんと、まだ誰も気づいてない!!なぜ!
時代設定や描写、キャラクター、全てにおいて小説が完成しています。とっても面白かったです!
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