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多文化共生の鍵は内なる多様性か ~府中Indiaバザール特別対談~

◆対談の背景:


2024年10月13日(日)、東京都府中市の普賢寺でインドをテーマにしたバザールが開催されます。
府中INDIAバザール2024 ~多様性を楽しむインドの1日~


このイベントに合わせた特別対談です。
インドが持つ多様性への知見と共生の知恵について議論します。
また、そこから多文化共生の課題や可能性を深掘りしていきます。


インドは、言語・文化・宗教が混在する「ダイバーシティの大先輩」とも言える国です。
そのモザイク状の社会での生き方は、他者理解の手本となるでしょう。
一方、日本人にとっては「人生観が変わる」という噂が広がるほどの他者性も持っています。
つまりインドを通して「他者」とどう向き合うべきかが見えてくるでしょう。


この対談のテーマ:


「多文化共生の鍵は内なる多様性か」

多文化共生やダイバーシティを「頭数の多様さ」として捉えると、その本質から離れてしまうかもしれません。
多文化共生を具体的に進めるときにヒントとなる言語相対論。
異なる言語を話すことが、その人の世界観に影響を与えるという説になります。
つまり、多言語を話す人は複数の世界観を持ちうるということです。

しかし、言語に限らず、相手や場所、行動によっても人のあり方は変わります。
これは、分人主義やインタービーイング(相互存在)という概念に近いかもしれません。
今回の対談では、この「内なる多様性」の可能性について存分に語っていただきます。


この対談を通じて、インドのあり方やインド旅行の経験を通じ、多文化共生や多様性の深い理解を追求します。
そしてこの「内なる多様性」という視点から、日本社会における多文化共生の在り方を模索していきます。
それは同時に一人一人が如何に豊かに生きられるかという可能性でもあります。


◆特別対談概要


●日程:2024年10月13日(日)
●時間:13:00~14:30
●場所:普賢寺(〒183-0004 東京都府中市紅葉丘2-26-4)
 地図
●参加費:一般ー2000円(一般OneDayパスー5000円)
     学生ー500円(学生OneDayパスー1000円)

お申し込みはこちらから。



◆講師紹介

シェーク・タリク (SHEIKH Tariq) | 東京外国語大学 大学院総合国際学研究院 准教授


2023年より東京外国語大学にてベンガル語と南アジア文学を教えている。また、インド国立外国語大学では14年間にわたり日本語および日本学を指導していた。専門は比較文学で、南アジアおよび東アジアの文学を、歴史学、地理学、環境学といった分野と関連付けて研究を行っている。さらに、エコクリティシズムの視点から、人間が自然や生態系をどのように認識してきたか、そしてその認識が歴史や社会関係の形成にどのように影響を与えているかについても探求している。


島田啓介|マインドフルネス講師、マインドフルネス・ビレッジ村長

1958年群馬県生まれ。里山のワークショップハウス「ゆとり家」主宰。非営利型株式会社Saniwa顧問。翻訳家、精神保健福祉士(PSW)、カウンセラー。

1986年以来インドに数回渡航。滞在は計1年におよび、瞑想や持続可能な暮らしを学ぶ。現在の仕事へのインド体験の影響はとても大きい。十数年の大学講師時代に、異文化、街の探索をテーマにフィールドワークを行い、マインドフルネス瞑想と社会活動を組み合わせる手法を確立。一方で里山に暮らし、農業をベースにした自給的生活と、体と心の癒しの提供に取り組む。現在マインドフルネスをテーマに講演、研修、講座、オンライン瞑想会などを行っている。2024年の11月にはインドリトリートを企画している。


〈ファシリテーター〉
小野常寛|天台宗 普賢寺住職

昭和61(1986)年 東京都生まれ。 都立国際高校、早稲田大学卒業、米 Lewis&Clark College交換留学 卒業後、人事・組織のリンクアンドモチベーショングループ、 ITベンチャーを経て寺カフェの運営を行う結縁企画を創業 僧歴: 平成19(2007)年 比叡山行院にて四度加行満行 平成28(2016)年 比叡山無動寺明王堂にて小僧生活 平成29(2017)年 北嶺回峰行初百日満行 令和 2 (2020)年 普賢寺43世住職拝命 好きな言葉:感応道交、和会通釈 夢:「世界平和に貢献する国際的な僧侶になること」

普賢寺

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