見出し画像

東京のインドを歩いてみた~新大久保インド通りフィールドワーク報告~

少し前になるが報告になります。
いや、このフィールドワークから面白いことが起こっています。
それはまた後程お知らせします。

新大久保インド通りフィールドワーク~テーマは「ハートフルネス」、腕と心を開いて歩き、違いを探求したら何が開くのか!?~

というテーマの町歩き。
まずは全体の流れから。

当日の流れ

①インド・ネパールレストラン「ソルマリ」にてランチとオリエンテーション

今回はみな手食で味わってもらいました。

何だか酔っ払っているようにみえちゃいます、だーさん

今回のテーマはハートフルネス。マインドフルネス+コンパッション(慈悲)=ハートフルネス。ということや8つの要素などについてお話してくれました。

町歩きと開かれて慈悲と共に繋がるあり方、何とも興味深いところ。

「ソルマリ」入り口には、マニ車とバガヴァッド・ギーターが

②インド・ネパール雑貨屋さんなどを訪れ体感する

「ソルマリ」店長さんと遭遇し一枚
新大久保は何とも異国情緒溢れる雰囲気がある。
こうなると日本にいるとは思えない
ブッダとサラスワティが
シヴァ様が前面にでている
こういう置き方がたまらない
アンビカの前。ガネーシャと俵飾り。多神教はやはりまぜまぜできる。
こちらもアンビカの店内の絵。え、えもい!
アンビカ店内はめちゃキレイで日本のコンビニのよう。

③チャイ屋「Chaya Ghar Shinookubo」でシェア会

ちょっと狭い店内だけど、これまた南アジア感を刺激してくれる
お姉さんがチャイを持ってきてくれる。くぅ、また飲みたくなってきた

という具合に半日過ごしてみたわけです。
インドは未経験の方や大分昔一度行ったことがある、という人ばかり。
そんな皆様の感想は以下になります。

参加者の声

Y.T.さん

「あらかじめスケジュールまで決まっていて告知されていたので想定通りの面白いかんじ。もっと自分の感情を非凡な感じにしてもよかったけど、日常の延長な観光が近場で楽しめたのは良かった。集まった人達が際立っていた。」

M.Yさん

「日本なのに何度か訪れた新大久保でネパールの魅力を発見。とても楽しかったです。」

M.W.さん

「ほぼ知らなかった新大久保を散策して自分が新しい環境に対してあまり心を開けない。あたら辞意環境に慣れることに時間がかかると解りました。参加された他の方達と一緒の時間を持てて楽しかったです。」

N.K.さん

「参加されたみなさんがあたたかくて、初対面でしたが楽しく参加出来ました。一人ではいけなかったような所にに行くことができて楽しかったです。」

H.K.さん

「私は、新大久保へは生まれて初めて行ったので、日本にいながら異文化に触れられて大興奮しちゃいました。初めてお会いする方との自己紹介は、インド&ネパールレストランで。食べ方は、なんと右手だけを使って食べる現地式!(詳しくは動画をどうぞ)スプーンもフォークも使いませんでしたが、私にとってはなんの違和感もなかったです。ランチの後は、町に出て異文化いっぱいのお店を巡って、楽しいお買い物。行く先々のお店には、商売の神様、4本の手と象の頭でおなじみのガネーシャが祀ってあって、彼らの信仰心の深さが伝わってきました。私は素の自分を解放できた気がして、すごく濃くて、楽しい時間を過ごせました。」

企画・運営してみての感想

ソルマリのスタッフさん達と

こうして企画してみて感じたことをいくつか。

良かった点

見ていて、参加者の方々の表情がどんどん柔らかくなっていくのを感じました。その速度は通常の「日本」を歩くときよりも明らかに早かったです。ある種の吊り橋効果もあるのかもしれません。

吊り橋効果と大雨効果で、出会って数時間で抱きつき相合傘に!

単純に面白い!
感想にもあったように近場にこれだけ異国情緒を感じられる場所があるなら利用しない手はないでしょう。どんどん企画したり、一人でも行きたくなりました。

新大久保のこの辺りは何度か行きましたが、やはり違いました。
だーさんのオリエンテーションのお陰で自分の側のモードが変わるとまたみえるものが変わるんだな、と。ただ行けばいいというものでもない、というところです。

ソルマリの階段の上は「空」でした。前回気付いていなかったです。

改善点

頂いた意見で「インド人も一緒に来てくれたら更に面白そう。」というのがありました。これはまた考えても良さそうです。

また、テーマが少し難しかったかもしれません。その土地に慣れるのにも時間がかかるのでテーマ設定や課題はシンプルにしていくというのも次やってみたいなと思いました。

面白かったこと

いくつか画像と共に思わず笑みがこぼれた出会いを。

宗教儀式であるプージャーの道具の説明のすぐ隣の広告がw
雑貨屋さんの前に売り物?置物?みたいな棚が。はい、売り物です。赤いのはなんだ?
中には神様もおられます。野ざらし!もうちょっと大事にされたら如何かしら、と思ったり
ネパールの雑貨屋さんや韓国系のヘアサロンがある2階のテラスに。。。
空きボンベを一旦溜めておくスペースが。これインドでよく見たんです。僕は堪らん!となりました。

その後の面白いこと

参加して頂いた方が口々に
「日本なのに」
「日本にいるのに」
と、言われていました。

もちろん行く場所もあります。が、自分の側のモード・有り様に少し変化を加えるだけで同じ日本でも、同じ東京でも見え方が変わるとも言えるのではないか。

そんな仮説を立てて見ました。
例えば住んでいる府中でも、自分のモード・有り様が変われば海外旅行しているような「ひゃっほーい!」「うひょー!」というものに出会えるのではないか?

このまま一緒にインドに行く晴美さんと

そんなことを考えてみたのです。
この辺りの報告を是非また次回していきたいです。

いやね、ただの町が全然変わりますぜ!

ってことでいくつかお知らせを。
だって色んな人と共有もしていきたいですからね。

日本の、インドの町歩きのお知らせ

8月17日(土)国内異国小旅行~神戸でインドを感じてみよう~

この2月にみおさんとのインドリトリート(来年もやります!)に参加して下さったあさこさんと神戸の怪人ことはぎーさんといっしょにやります。大いに違いを楽しむ企画です。

8月18日(日)五感で神戸の"India"を体験!!~「今ここ」にしかない「自己探求」を巡る2days

こちらも同じくみおさんとのリトリートに来て下さった綾さんとの企画。同じ神戸ですが、対象が中高生(とその親御さん)で進路や生き方にフォーカスしています。

とまぁ、8月は夏休み企画ということで神戸での企画を2つやります。インドで出会ってこうして今度は一緒に企画できること、何と有り難いことか。

こうしてインドで出会ってからの~
僕が新大久保にいて、あさこさん・ハギーさんは神戸のクスム、綾さんは神戸の御自宅?での一枚

9月21日(土)西荻窪町歩き「普通の町から異文化を探す」

インドをフィールドとしている文化人類学博士(つまりフィールドワークのプロ!)のオリエンテーションのもと西荻窪を歩きます。一見、異文化らしさがそんなにないように見える西荻窪でモード・有り様が変われば本当に異文化が見つかるのか。実験してみましょう。

オカピと彼女の書籍と一枚。詳細はまた後日~

10月19日(土)府中のど真ん中で異文化を感じる一枚をパシャリ企画

例えばエスクック料理屋とかではなくても町というのは色んな人が作っています。角度やフォーカスによっては異文化も切り取れちゃうのではないか。編集次第?ということで府中の編集者、小林渡さんと一緒に町を異文化で編集する町歩きイベントです。こちらも詳細は後日~♪

11月23日~30日インドを歩く

さて、そうやって日本であっても町を歩くことはどこか「インドになんていかなくても良い」「海外なんて行く必要が無い」とも言えるわけです。それはどこか今までと同じ楽しみ方なら、かもしれません。

こうして日本にある町にある異文化を楽しめたら、そんな小さな楽しみも十分に楽しめるなら。実際に異文化にどっぷり浸かったらどんな自分に出会えるのか。そんな好奇心が湧いてきます。

今回の町歩きの講師、だーさんといきますよ~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?