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柴犬、信号で待つ
柴犬と毎日散歩していると色々なことがある。
その約半分が起こるのが、信号待ちをしている時である。
ケース1・話しかけられる
ほとんどの場合、私にではない。
柴犬に、である。
つまり連れている飼い主である私はよくわからない状態になる。
犬と通行人Aさんが会話しているのを、アルカイックスマイルを浮かべながら眺めるか、
もしくは図々しく会話に割って入るか。
いつも迷うのである。
最近は基本的に何も見ないふりをすることが多い。
だって、通行人Aさんは柴犬しか眼中にないのだから。
通行人Aさんもそれが良いに違いない、と思っている。
ケース2・何やらポーズをキメられる
これも私に、ではない。
柴犬に、である。
通りがかりで柴犬に手を振っていく人は山程いる。
バイクに乗っている無愛想なあんちゃんも、とびきりの笑顔を見せてくれたりする。
柴犬パワーはすごいのである。
しかし今回は少し毛色が違う。
一緒に信号待ちをしていたのは細身で全身黒コーデのバンドマン(っぽいお兄さん)。
何か動いていることは目の端で気づいていたのです。
「手を振っているのかな?」と思う飼い主。
だが違った。
バンドマン、何やら両手でサインをキメて柴犬に送っていた。
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飼い主、自分の立場がまたわからなくなる…!
これは柴犬とバンドマンの対話であり、私は入ってはいけないのではないか
例えサインをキメていようが凝視してはいけないのではないのだろうか…!
でも何のサインを送っているんだ?
興味ある…気になる!
ボケが多すぎて心の中でのツッコミが追いつかない飼い主。
無事に信号が変わったので若干ホッとしたのは秘密です。
さまざまなニンゲンがいて、柴犬もさぞ大変であろう。
でもな、柴犬。
信号のボタンを押しに行きたい時に反対方向に踏んばるのはやめような!
ボタンにも手が届かないし、リードを離すわけにもいかないし、私は体がねじれたXになってしまうよ。
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…と、前にSNSに載せたら同調するニンゲンが多かったのをここに記しておきます。
柴犬あるある、だよねー(ニコッ…)
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