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柴犬と顔面イボの変
ある日、柴犬の顔に唐突にイボが現れました。
そう、イボ。
あのイボです。
大きさは直径1cmほど。
鼻筋、目から3cmくらいの場所に、いきなり現れた。
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家族大困惑。
「犬の顔にイボができるなんて聞いてない!」
「でも動物病院に行くほどでもないよな…」
「もしかして良性とか悪性とかあるんかな?」
そりゃ心配になります。
「あっ昨日より小さくなっている気がする」
「もうちょい様子を見よう…」
「そだね…」
「悪くはなってないね」
「昨日より小さいよね?」
「赤みが取れてきた気しない?」
「そうでもないか…」
「いやそんなこともなくない???」
「いや、心なしか昨日より小さいと思う!!!」
「そ、そうかもしれない…」
こんな会話をエンドレスリピート。
少しでも小さく見積もりたがるニンゲン。
家族の会話が味噌汁に入れた乾燥わかめのように増える増える。
よくわからない不安と大丈夫大丈夫が交錯し、意味不明な緊張感が漂う。
結局3週間ほど両者(イボとニンゲン)が粘り、無事収束の兆しが。
毎日アホみたいに観察していたけど、特に悪化したりとかはなし。
そのまま、ありのまま、イボは初期から変わらず直径1cmのイボであり続けた。
(最後はだんだん小さくなったけど)
そしてめでたく完治!!
本犬は何も感じないのか終始どこ吹く風。
のんびり耳など掻いているのだ。
だが治ってよかった…!
だってプリチーフェイス(犬の顔は皆かわいいのでこう呼んでいます)
はそのままでいてほしいから。
何よりイボに一番惑わされたのはニンゲンでありました。
ニンゲンメンタル弱すぎという話。
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悪化するようなら動物病院へ。
イボはもうこりごりです。
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