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6/11(火)開催!「管理職のためのハラスメント対策研修」(公開型オンライン研修)

 今年度の当社公開型オンライン研修の日程は既にお伝えしましたが、6月の「管理職のためのハラスメント対策研修」が近づいて参りましたので、改めてご案内申し上げます。
 
■研修概要
【日時】6/11(火)13:30~15:30
【形式】Zoom ウェビナー
【対象】管理職、人事労務ご担当者、産業保健スタッフ
【料金】5,500円(税込)/1名
※キャンセル料は実施4日前から料金の100%いただきます。
【定員】各80 名 
 
■研修内容
1)なぜ企業でハラスメント対策が必要か
 ・ハラスメントが被害者/会社/行為者にもたらす多大な悪影響
 ・ハラスメントの定義と類型(パワーハラスメントを中心に)
2)事例で学ぶ ハラスメントのリスク状況と望ましい対応
 ・ハラスメントはなぜ起きる? 学習、価値観とアンコンシャスバイアス、対人境界線
 ・ハラスメントの相談を受けたら?
3)皆が働きやすい職場を目指して
 ・リーダーシップと心理的安全性
 ・自分の強みとリスクポイントを考える
▽お申し込み
https://www.jes.ne.jp/form/joint-webinar
 
 パワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)が令和4年に全面施行され2年が経過しました。ハラスメントに対する世間の目もより一層厳しくなり、皆様の職場でもハラスメント予防に向けて取り組んでいらっしゃることと思います。
 
 一方、「令和4年度精神障害に関する事案の労災補償状況」において、「上司等から、身体的攻撃、精神的攻撃等のパワーハラスメントを受けた」の支給決定件数が最多であり、令和3年度からさらに増加しています。ハラスメント予防に向けた周知・啓発を行ってもなお、ハラスメント被害がなくならないのはなぜでしょうか。
 
 ハラスメント研修の多くは、代表的な言動の類型や種類を解説し、行動の是非を問うものが多いと思います。しかし、実際は管理職が部下と接する場面や状況は様々であり、NG例の暗記一辺倒だけでは対応が難しいでしょう。むしろ、「ハラスメントと言われることが怖く、必要な指導や注意がしにくい」と管理職を萎縮させる結果にもつながりかねません。
 
 ハラスメント研修の本来の目的は、組織の運営上あってはならない言動を無くし、働きやすさやワークエンゲージメントの向上を目指すものです。ハラスメントの定義や内容などの基本的知識はもちろんですが、敬意を保った言動・指導の仕方、リーダーシップの発揮の仕方にまで踏み込んだ内容でなければ、社員一人一人のウェル・ビーイングやエンゲージメントを高めることにはなりません。
 
 本研修は、管理職に必要なハラスメント対策への知識に留まらない、マネジメントのヒントも含んだ内容になっております。ハラスメントが起こる仕組みを踏まえ、適切な指導や部下への対応時に気を付けておきたいポイント、働きやすい職場環境をつくるために管理職自身が出来ること等を、分かりやすく、具体的な言動・行動の例も盛り込んでお伝えします。6月11日(火)と12月5日(木)に開催いたしますので、管理職への日頃の言動の振り返りや意識付けの機会として是非ご活用ください。

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