【開催報告】10/9 お話会 【災害時に役立つ暮らしの備え】
こんにちは。産後笑顔向上委員会 事務局 野口です。
私たちは毎月ママが「笑顔」でいられるような
・情報発信
・お話会や講座の開催
を行っています。
10月のお話会は『災害時に役立つ暮らしの備え』をテーマにお話会を行いました。
皆さん、災害の備えと言われて、なにが頭に浮かびますか?
備蓄用の水、食料、防災リュック、非常用トイレ・・・
すでにご準備されてる方、これから始める方もいらっしゃると思います。
さて、ここでご家庭に赤ちゃんがいたら、その備えは万全でしょうか?
一緒に考えてみましょう。
災害時への備え 〜授乳について〜
災害用の備えとして液体ミルクがあるから安心!
では、実際液体ミルクを赤ちゃんにあげたことはありますか?
いつも完全母乳だから、大丈夫!!
災害時は、いつもの生活と全く状況が変わります。
多くのストレスの中、もし母乳が出なくなってしまったら?
もし、避難所で過ごすことになった場合、授乳ケープがあると便利ですね。
→さて、授乳ケープは使ったことありますか?
赤ちゃんはいつもと状況が違うと母乳を飲まなくなってしまうかもしれません。
災害時への備え 〜避難所での生活を考える〜
災害が起こった場合、避難所には仮設トイレが設置されることになります。
そのトイレ、和式でも使うことができますか?
今年の夏、花火大会に参加しましたが、その時に設置されたトイレは全て和式でした。和式を使ったことがない娘たち。どうしていいのか困ってしまいました。
災害に備えて準備できるのは、物だけではありません。
普段の生活の中で、経験しておくことも大きな備えになります。
もう一つ 大切なこと
私たちが災害に向けて考える重要なことは、普段からコミュニケーションをよくとっておくことです。
たとえ、お子さんがまだ産まれたばかりの赤ちゃんだったとしても、声掛けをたくさんしてあげてください。
そばを離れるときは「〇〇してくるね。」
戻ってきたら「待っててくれてありがとう」
産後の方達へのサポートをしていて感じますが、赤ちゃんはお母さんのことを
よく見ています。嫌な時は嫌!とはっきり主張してきます。
災害が起こった時、いつもお話してくれるママが
「大変なことになったよ。一緒に逃げよう。」
「大丈夫だよ。ママ、頑張るね。」
など、声をかけてくれたら赤ちゃんはきっと安心すると思います。
今回のお話会も内容盛りだくさんでした。
・何年も前に買った防災リュックの中身を確認してみます。
・お水の備えが足りないから準備します。
など、さまざまな感想をいただきました。一緒に考えたり知識を共有することで「やってみよう」「そんな方法もあるんだ」と振り返って考えるきっかけになったら嬉しいです。
ご参加いただきありがとうございました。
さて、11月は思い出に残る特別イベントを行います。
ママも赤ちゃんも楽になる、正しい抱っこ。
赤ちゃんがぎゅっとしがみつき、その姿がかわいく、ママは自然と笑顔になる。
その姿を見ていると、私たちはたまらなく幸せな気持ちになります。
そして、その瞬間を写真に残したい。
いつまでも宝物の写真になりますように。