こだわるとコケる。こだわらないセンスが利益をつくる!
仕事において「こだわり」は重要だと言われます。確かに、こだわりを持つことで質の高い商品やサービスを提供できると思います。
しかし、こだわりすぎるとかえってコケちゃうこともあると思います。今回は、お仕事の中でのこだわりと成功の関係について、私なりの考えを書きます。
こんにちは、わがままブランディングの珊瑚です。
こだわりは一番大事、ただお客のニーズを見極めることが先
こだわりは、日本の職人気質を育み、高品質な製品を生み出す原動力となってきました。
しかし、お客さんが求めていない部分にこだわっても(時間や性能)、意味がないのじゃないでしょうか。
私自身、アパレルの時に経験があります。Tシャツ一種類のサイズやシルエットや仕様にとことんこだわり、数カ月かけながら打ち合わせや試作を繰り返しやっと商品に仕上げたことがよくありました。
でも、出来上がったものは自分から見てもどこかその想いが感じられず、当然お客さんもそこまでのこだわりを求めていなかったのです。結果、売上には結びつかず、そんな経験を鬼のようにたくさんしました。
多分、当時の自分はこだわりと言う部分最適(狭い視野)でものづくりをしてしまっていたのだと今は感じます。
こだわりすぎると、ビジネス全体の流れを止める
自分の余暇時間を使ってサービスとしてこだわりプレイは構わないかもしれません。でも、ビジネスとしてやる以上、結果に結びつかないこだわりは避けるべきだと今の自分は思います。
こだわればこだわるだけ、それに比例して価格と利益が上がるのならば話は別ですが、現実的に一定ラインのクオリティ以上のところで、そんな状況はほとんどありません。
と言うことは…
こだわりすぎると、ビジネス全体の流れを止めてしまうリスクがあるとい言うことです。
シーソーみたいに双方の微妙なバランス調整
だからと言って、こだわりを完全に捨てろと言っているわけではありません(自分はいまだになくせません)。大切なのは、こだわりの適正バランスを見極めることです。
投下する時間とフィードバックの結果が釣り合う均衡点(時間など)のこだわりを持つこと。それが、ビジネスで成功するための鍵なのです。
雑な商品では長続きしない
誤解のないように言っておきますが、私はこだわりのない雑な商品が嫌いです。そんな商品では、長く市場で生き残ることはできないでしょう。
適度で適正なこだわりはぜったい必要です。ただ、行き過ぎたこだわりは、ビジネスの足を引っ張ることを忘れてはいけません。
最後はお客さんのニーズにチューニングしながらこだわりまくる
こだわるとコケる。こだわらない事が成功者の証。
一見、品質から考えると矛盾しているように聞こえるかもしれません。でも、やるすぎないでこだわりとうまく付き合うことが、ビジネス成功の秘訣なのです。
・こだわりは大切
・お客さんのニーズを見失わない
・結果に結びつかないこだわりは避ける
この3つを意識しながら適正なこだわりのバランスを見極め、こだわりと向き合ってみてください。きっと、ビジネスに見違えるような風が吹くはずですよ。。
以上、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
わがままブランディング 珊瑚