データで見る京都サンガFC

サンガのデータを分析して図解・ビジュアライズ|サンガやJリーグに関連するニュース紹介|…

データで見る京都サンガFC

サンガのデータを分析して図解・ビジュアライズ|サンガやJリーグに関連するニュース紹介|サポ歴ちょうど20年目|作品へのいいね・RTが励みになります|普段はIT企業のデータアナリスト

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  • SANGA LIFE MAGAZINE

    • 43本

    京都サンガFCを話題にしてnote書く人や記事が集まるマガジン。 テーマは試合分析、現地観戦の感想に自分の応援スタイル論など、サンガに関する話題であれば何でもOK。 サンガへの想いを形にしてコンテンツに。

最近の記事

「+1」で崩れた鳥栖の狙いと準備 J1第34節vsサガン鳥栖 マッチレビュー

マッチサマリ前半 京都の攻撃は右サイドから。鳥栖の左CBの横(左WBの裏)を起点に侵攻。 鳥栖は監督交代から3バックを採用。3バックの明確な弱点はディフェンスラインの横に生まれスペースであり、徹底してウィークを付くのは理にかなった攻撃でした。 鳥栖の雑さと相まってセカンドもよく回収。 何度もチャンスが生まれ期待感が高まる中、不用意に差し込んだロストから鳥栖のショートカウンターが発動。フリーで裏に抜け出したヒアンを倒したソンユンが退場。 残り80分を10人で戦う厳しい展開

    • 麿サポ札幌遠征の記録 〜飯がなんでも美味いんじゃ〜

      勢いで決行してしまった札幌遠征。 主なイベントやお店を記録し、自分のためはもちろん、読者の方の今後の旅行や遠征の参考になれば幸い。 1日目京都駅〜伊丹空港〜新千歳空港 自分の中での定番ルート。伊丹へはシャトルバスで。 (関空LCCは関空までの時間と交通費が気になってしまい、あまり使わない) 飛行機はJALで。お高いんでしょう…と思いきやそうでもなく、往復割で片道1.7万弱。8月末に購入していることが影響したのかも。 新千歳空港〜札幌〜すすきの 無事到着。半袖半パンは

      • 攻守における機能不全 必然の現在地「17位」と、巻き返しの鍵を握る3ユニット J1 2024年ハーフシーズンレビュー

        「最高で最強」「最強で最高」 …どっちだっけ? キーワードからかけ離れる実態が続き、いつしかそんな疑問すら浮かばなくなりました。 曹貴裁体制4年目。 チームを作る時間は存分に与えられ、補強も自身が望んだであろう選手を揃えることができたはず。 集大成のような位置付けで臨んだ2024シーズン。 ほぼ折り返しの17節を終えた時点の結果は 19位(最下位と同勝点) 得点13(ぶっちぎり最下位)、失点31位(18位) ホーム6連敗 悲惨。あまりにも悲惨。 結果が伴わないだ

        • "アンカー・武田将平"がもたらす価値 J1第6節vsガンバ大阪 マッチレビュー

          マッチサマリ前半 雨予報ながら降らない絶妙な天候のパナスタ。 絶好調ガンバ相手に苦しい展開が予想されましたが、予想を裏切り互角以上の展開。 まずはサンガの守備から。 プレス編。 前からがっつり追いかけに行く。GK一森までアプローチするのでおいおい大丈夫かと思わされましたが、奪いきりではなく、パスのコースを限定。サイドバックに誘導し、狭く苦しい状況で蹴るしかないところまで詰まらせて蹴らせる。そこを回収。良い時のプレス。 中谷三浦は守備が硬い反面ビルドアップに難を抱えているの

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          対照的な前後半 断ち切りたかった悪いサイクル J1第5節vs東京ヴェルディ マッチレビュー

          マッチサマリ前半 開始から一方的に押し込んだのは京都。 守備ではサイドに追い込むハイプレスからスタート。奪い引っ掛け攻撃に繋げたり、苦し紛れに前線へ蹴らせることでマイボールで回収したり。 奪えないなとなったらハーフラインを基準にしたゾーン×ブロックへ移行しカウンター狙い。 攻撃面で目を引いたのは長短のパスの使い分け。 開始早々のビルドアップにて、ソンユンがPAギリギリに進出してパス回しに参加したのは象徴的。 相手のプレッシャー枚数に対して数的有利を作る。焦らず余った選手を

          対照的な前後半 断ち切りたかった悪いサイクル J1第5節vs東京ヴェルディ マッチレビュー

          立ち向かった数的不利とリスク 掴み直した正解 J1第4節vs横浜F・マリノス マッチレビュー

          マッチサマリ前半 サンガは試合開始直後からハイプレス敢行。守備はいつもどおり。 前節のフロンターレ戦で手応えがあったであろうことから、やはりなと思わされる形でスタート。 分かりやすく変化があったのは攻撃面。 前に人が見えたら状況構わず蹴っ飛ばしていた前節までと違い、後ろから急がず組み立て。前が無理ならキャンセル→戻してサイドを変えたり、ソンユンまで引きつけて剥がしたり。 変化の背景までは掴めませんが、マリノス相手にいいトライでした。 ただ、自分たちで組み立ててゲームを作

          立ち向かった数的不利とリスク 掴み直した正解 J1第4節vs横浜F・マリノス マッチレビュー

          敗北は最大の教師、勝利は...? J1第3節vs川崎フロンターレ マッチレビュー

          マッチサマリ前半 開始から15分あたりまではサンガのペース。 大雑把にDFラインから前線に蹴り飛ばすところまではいつもと同じなものの、この試合の違いは原大智の起用ポジション。足枷としか思えない左WGからようやく3トップの中央に。 フロンターレのDFに寄せられても囲まれてもしなやかに収めて、巧みにはたくことで起点になり、サンガの攻撃を牽引してくれました。 しかし、ワンパターンな攻撃は対策されると脆いもの。空中戦時には原に2枚を当てられ、1枚は落下点に入らせないブロック役とし

          敗北は最大の教師、勝利は...? J1第3節vs川崎フロンターレ マッチレビュー

          アートでも科学でもない まるでパチンコ J1第2節vs湘南ベルマーレ マッチレビュー

          マッチサマリ前半 前回対戦時の10月末から大きな変化があったのはベルマーレ。 強く感じられたのは、エース大橋を失ったこととシステム変更による影響。 負の影響は甚大で、組織的なサッカーを繰り広げ90分のほとんどでサンガを上回った前回対戦時の強さは出せていないと感じられました。 しかし。 変化による大きな影響を隠せないベルマーレの、そのはるか下を行くサンガの酷さ。 序盤こそ湘南のミスを突いて何度かカウンターにより相手ゴールへ迫るものの、湘南が落ち着きを取り戻せばそこでチャンス

          アートでも科学でもない まるでパチンコ J1第2節vs湘南ベルマーレ マッチレビュー

          キツい既視感と「最高で最強」へのヒント一筋 J1第1節vs柏レイソル マッチレビュー

          マッチサマリ前半 見るからにやりにくそうなピッチコンディション。 両チームが選択したのは、リスクヘッジのロングボールの蹴り合い。 蹴り合いの結果優勢に立ったのは京都。 そもそも、フィジカル的な要素で有利があり、かつこのサッカーを得意としている(得意としてしまっている)ことで、慣れたいつものサッカーを展開。 徐々にペースを握られたことで、レイソル側が混乱していたように見受けられました。 サンガとの蹴り飛ばし合戦に付き合ってしまったまま修正できず。慌てて蹴ってしまうことで、

          キツい既視感と「最高で最強」へのヒント一筋 J1第1節vs柏レイソル マッチレビュー

          「サンガ×スポンサー活動の開拓者として」 サンガに感じた価値、教えてください ステージさんのスポンサー物語

          オフシーズン企画、サンガのスポンサー企業様へのインタビュー「サンガに感じた価値、教えてください」の第2弾です。 「J1で戦うにはお金が必要で、スポンサーの皆さまのおかげで楽しませてもらっている。ありがたいなあ」 とのふんわりした気持ちは、皆さんお持ちかなと思います。 では、少し具体的な話に移るとどうでしょうか? 「サンガへのスポンサードで企業はどんなメリットがあるのか」 「そもそもスポンサードしてくれている企業はどんな企業なのだろうか」 「サポーターはどうすればスポンサ

          「サンガ×スポンサー活動の開拓者として」 サンガに感じた価値、教えてください ステージさんのスポンサー物語

          「もしJ2・J3に落ちたとしても」 サンガに感じた価値、教えてください よーじやさんのスポンサー物語

          オフシーズン企画、はじめます。 サンガのスポンサー企業様へのインタビュー「サンガに感じた価値、教えてください」の第1弾です。 「J1で戦うにはお金が必要で、スポンサーの皆さまのおかげで楽しませてもらっている。ありがたいなあ」 とのふんわりした気持ちは、皆さんお持ちかなと思います。 では、少し具体的な話に移るとどうでしょうか? 「サンガへのスポンサードで企業はどんなメリットがあるのか」 「そもそもスポンサードしてくれている企業はどんな企業なのだろうか」 「サポーターはどう

          「もしJ2・J3に落ちたとしても」 サンガに感じた価値、教えてください よーじやさんのスポンサー物語

          ウワサでも公式でもない サンガ補強・移籍リスト(右CB編)

          耐えて苦しんでJ1残留を勝ち取った2023シーズン。 耐えた先の2024に向けて明るい話題ばかり…ならよいのですが、現実はそうもいかず。 ただでさえ薄いポジションである右CBの井上黎生人が、レッズへの移籍が確定的との報道が出ています。 とはいえ嘆いてばかりもいられません。 移籍はサッカー選手の常であり、予算規模やクラブ順位を考えれば、これからも良いオファーがあれば主力選手が移籍することはいくらでも発生するでしょう。 そして「奪われる側」になることもあれば「奪う側」になる

          ウワサでも公式でもない サンガ補強・移籍リスト(右CB編)

          他山の石 最終節への布石 J1第33節vsセレッソ大阪 マッチレビュー

          マッチサマリー前半 サンガはいつも通りのハイプレスを展開。 川崎戦では非常にインテリジェントなプレッシングができていて、セレッソを相手にも同様のプレーができるかどうか期待していたのですが…。 序盤はいつものように悪い意味での突撃プレスに戻ってしまい、がっかりしながら見ていました。 それでも結果的にこのプレスがうまく機能し、セレッソのビルドアップを妨げ、高い位置でボールを奪いチャンスを創出。 サンガがペースを握ります。 相手ディフェンスラインの毎熊の不在が、セレッソの足元

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          良くも悪くも集大成 This is KYOTO SANGA J1第34節vs横浜Fマリノス マッチレビュー

          マッチサマリー前半 上手い。あまりにもマリノスが上手い。 開始早々に「どうやって勝てばいい?」と絶望を感じさせられかねないほど、マリノスのサッカーが洗練されていました。 攻めては、俯瞰した目でも追いきれなくなるのではと思わされるパスのスピード。スピードを上げればバーターで犠牲にされがちな判断・パスの精度も一級品。 サンガの守備スタイルが特攻プレスであったことも相まって、かわされて運ばれてサイドにてエウベルとヤン・マテウスの1on1を迫られピンチに。 守備ではハイラインと強

          良くも悪くも集大成 This is KYOTO SANGA J1第34節vs横浜Fマリノス マッチレビュー

          PKを献上した福田の役割と責任 J1第32節vs川崎フロンターレ マッチレビュー

          前半直近湘南・新潟戦のゲーム内容と苦手等々力での試合。難しいゲームになることが予想された試合で、開始早々予想外の流れに。 GKを始点とした後ろからの組み立てで大きく右に展開。受けた福田がカットインし左足を振り抜くと、グラウンダーのシュートがポスト内側に当たってゴールイン。 開始7分でまさかのサンガ先制。 先制のよい流れそのままにサンガペース。 主導権を握る鍵になったのは、サンガの高い位置からのプレスと後ろからのビルドアップで見せた変化。 プレスでは無闇に飛び込まず、まず

          PKを献上した福田の役割と責任 J1第32節vs川崎フロンターレ マッチレビュー

          ビルドアップで負けて 試合にも負けて J1第31節vsアルビレックス新潟 マッチレビュー

          試合サマリー・前半 サンガは前節からメンバーを大きく変更。アビスパ戦での大活躍以降不動のレギュラーだった原をベンチに回して天馬が先発スタートに。 しつこいほどにディフェンスラインからのパスによる組み立てを狙う、新潟への意識と対策を強く感じさせる布陣でスタート。 したのですが。ここでいきなり大きな誤算。 ハイプレスに対して「奪えるものなら奪ってみよ」と言わんばかりのビルドアップで迎え撃ってくると予想していたアルビが、足元での繋ぎにこだわってくれず。 パスワークを中心には

          ビルドアップで負けて 試合にも負けて J1第31節vsアルビレックス新潟 マッチレビュー