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[注意]正解主義のはて
悩ましいです。
本当に悩ましい気持ちになります。
彼は20代前半の新卒社員。
キラキラしてて笑顔がステキな四大卒。
ただ、様子がおかしい。
彼は仕事ができない人だったのです。
同期から孤立。
分からないのに質問しない。
やさしく具体的な指示でもやらない。
いつも笑顔。
けれど、笑顔は笑っていないのです。
研修で浮き、輪の中に自然に入れるようにフォローするもいつも笑みの無い笑顔でハハって言うそんな彼。
わからないって言うことにすごくハードルを感じているのだろうか。こうなると、わたしもまわりも分からない。
間違ってることや、分からないことが、彼にとって大きな大きな壁なんだろうとおもいます。
このように本人の思い込みや先入観によりやりたい事が出来なくなることを「心理的ブロック」といいます。これが働く背景には、育つ環境、教育が関係しているのです。
例えば、
学校で発言した答えが間違っていると言われた。
自分はこのアニメが好きなのに、友達みんなで「このアニメ無いわー」と言われた。
いつものメンバー(イツメンというらしい)がインスタ投稿で遊びに行っているのを偶然見つける。
などなど、数え切れないほどの、「あれっ?」が心理的ブロックを生み出しているようです。
わたしはこの心理的ブロックによる息苦しさをなくしたい思いを抱き活動をしています。
そのために2つ、情報と意見を綴ります。
学校教育の変革は急務であると思います。
正解ばかりを覚えさせ、記憶力ゲームで優劣をつくり、人を評価する。
誰かがつくった基準に則り評価することは、この先はなんの意味も持たないです。
高度経済成長期は生産性をあげることを目的としていたから正解主義が主軸でまかり通っていたと思います。
今は経済成長は鈍化する一方となってきています。
時代は流れ、人も入れ替わり同時に価値観も変化します。そのうえ、テクノロジーの進化は更に加速し、常識とされてきた物事も変わってきています。
学校教育も学習内容はDXやICT教育といったおじさんおばさんではついていけんわーっていう教育に変わっています。(偏見かも)
興味あったら見てください。↓
これらはあくまでもこれから社会に出ていく人達であり、すでに社会に出ている大人とされる私たちには適用されていないのです。
企業、団体、個人のレベルで学びなおしや教育が進められているようですが、まだまだ不十分であると認識しています。
もう一つは意見を綴ります。
大人の時間(注そーゆーことではないです)をつくりましょう。
わたしたち大半の親や大人たちは忙しいです。長時間労働。
だから働かせ放題の労働基準法の改正が急務と思います。
学校や国が、子どもたちの教育をすべて担う事は違いますよね。
親もすべての人がそうではないかもしれません。しかしもっと積極的な子どもとの関わりを増やしたいと願う人は多いはずです。
でも、時間が足りない。
まさに今のわたしが時間を欲しているところです。
悩ましいです。
彼を見て「私に何ができるのだろう」と考えました。
でもそれは正解主義のはてのすがただったのかもしれないですね。
今日も読んで頂きありがとうございます。
おわり