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外国語を話すことに自信がない人へ

「ごめん、無理だ!」

これは、解けなかった問題のヘルプを他の人に求めた結果、3秒後に返ってきた言葉だ。

この問題複雑だったから仕方ないか…と思いつつも、反応の速さに笑ってしまった出来事。

そのような出来事を思い出しながら、今回は自身の英語の学習法(主に話せるようになる方法)を書いていこうと思う。


はじめに

忙しくても取り組みやすい内容のものを(なるべく)取り入れていく。

受験で英語系の資格を使う方、就職活動等でTOEICが必要な方々、社会人の方々に届くと嬉しい。

英語が苦手な理由としては、「難しい」「聞き取れない」「発音に自信がない」などの、さまざまな理由が挙げられると思う。

私も実際、発音が難しいと思っていた時期もあり、苦戦していた時期もあった。

学生の方々で、「英語を勉強したくないよー!でも単位かかってるよ!」と叫んだことがある人も多いのではないだろうか。

私も英語の問題が解けず、参考書を投げようか真面目に悩んだことがある。(良い子も悪い子もマネしないで欲しい。)

ここから先は、私が実践して良かったと思う勉強法を書いていく。実際に、TOEICや英検に活かせた部分も多い。

なお、続けられるかどうかは個人差があると思うので、参考程度にしていただけると嬉しい。

方法1 映画を見る

ここでの映画は、「ディズニー映画等、子ども向けのコンテンツ」とジャンルを留めておく。

なぜ、子ども向けを選ぶのか。それは、音声が聞き取りやすく、簡単な言葉がチョイスされているからだ。

考えてみてほしい。自分自身が3歳の子供だと仮定する。言葉の意味をほぼ何も知らない状態で、経済に関するニュースを見たら、どのような様子を思い浮かべるだろうか。

円安等の難しい言葉を即座に理解できず、困った顔をしてしまうのではないか。また、単語の音を捉えることができても、「意味がわからない」と感じてしまうと思う。

次に、子供向けの番組を見てみる様子を想像してほしい。言葉も簡単で、キャラクターたちが話すスピードもゆっくり目。また、簡単な表現が多用されているため、「わかりやすい」と感じる人が多いのではないだろうか。

この状態は、外国語の学習でも同じことが言える。ほぼ何も知らない状態で、突然難しいもの(大人向けの番組)を見ても、話すスピードが速いし、場合によっては訛りも入ってくる。この状態では、「もう無理!」と諦めてしまうのも、頷ける。

しかし、子供向けに言葉が変えられたものを選ぶことで、少しずつ感覚を慣らすことができるのではないだろうか。

方法2 洋楽を聴く

これは私の以前の記事とも関係がある…のかもしれない。洋楽を学習に取り入れることのメリットを2つ挙げようと思う。

1つ目は、身近な表現に触れられることだ。受験に必要な文法だけではなく、話し言葉もたくさん使われていることが多い。
(実際に、受験が終わった後に聴いた洋楽に、受験に必要なイディオムが含まれていることを知った。もっと早く出会いたかった…!)

意外な意味を持つ言葉、知らない話し言葉に出会えることが(個人的に)最大のメリットであると考える。 

例えば、kickという英単語があったとする。普段は「蹴る」等の意味で使われるが、このフレーズでは意味が通用しない。

I get my kicks without you!

とある失恋ソングの歌詞ではあるが、この場合だと「楽しみ、興奮」と言った意味合いに変わる。

(曲名…わかった方はコメント欄等で書いてほしい。)

もしもこの曲に出会うことがなかったら、このように「意外な意味を持つ言葉」に触れることはできないだろう。

2つ目は、筋トレになることだ。
実際に見た目を変えるほどの威力はないが、口のトレーニングを行うことができる。

曲に合わせて発音を真似ることで、日本語には無い口の動きを再現することができるのが魅力だ。(とは言っても、私は筋トレには全く詳しくないし、実際にやったこともない。)

ずっとやっていると、英語と日本語の口の使い方が掴めてくる。言葉では説明しづらいが、重心をどこにかけるか、舌をどの位置に持ってくるか…等、発音に必要な要素が掴めてくる…感覚がする。

方法3 シャドーイング

流れてくる音声をそのまま発音すること。それがシャドーイングだ。  

もしもこれをしていなかったら、今ほど英語を話せるようになっていない…と私は感じる。

子供の時、通っていた英会話教室で、ひたすら同じ文章のシャドーイングを繰り返したことがある。口の中の筋肉が痛いと感じたり、「やめたい」と数回思ったりもした。しかし、これを繰り返したことで、英語を話す際の瞬発力が上がったと感じる。

例えば、私が受けたスピーキングのテスト。自分で意見を考えることも大事だ。それに加えて「どのようにしたら、簡単な英語で言えるか」を瞬間的に考え、口にすることができるようになっていた。

当時はとても嬉しかったし、これをずっと続けたいという原動力にもなった。

確かに時間はかかるし、地味な作業が多い。しかし、これを続けることで、自身の英語力により磨きがかかったと感じる。

最後に

自信がやって良かったと感じる勉強法を3つ紹介した。

見ていて楽しいと思うものを取り入れることで、少しでも苦痛を減らすことができるのではないか…と考える。

他におすすめの勉強方法があれば、コメント欄等で教えてほしい。この方法を続ければ、何かしらの変化がある…と信じたい。

他の方に英語の問題について聞かれた時、0.1秒で「ごめん!」と言うことがないように、これからも英語の勉強を続けていきたい。

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