映画「傷物語-こよみヴァンプ」とたけしの「首」
傷物語とたけしの首
たまたま公開時期が近かったのと
両作とも首が飛ぶシーンがあり、
直接関係のないが、何かしら重なる要素を感じて
とても印象的であった。少々残虐な生き死にの物語
吸血鬼は人を食べないとしぬ設定
よって吸血鬼の存在そのものが悪となる
人間も家畜を殺して食って生きているが
そういう、命の罪、善悪とはなにかを
問う、奥深さがある
たけしは殿様になると
たけし城を思い出す
あれ、海外でウケたらしいけど
日本人のぼくらは、「へ~そうなん?」って感じ
そもそも海外で放送された事すら知らん人が多かろう
ハートアンダーブレードとは「忍」のこと
刃の下に心、とな
こういう文字遊びの感覚は秀逸
傷物語は、暦と忍の風変わりなラブストーリーではあるが
幼女から思春期、大人の女性と様変わり進化していく
キスショットの描写もまた、この映画の魅力である
アニメだから表現できる自由さがあるよね
実写だと別人の役者が必要だ