燕走法
トレランやウルトラマラソンで100km以上走る時に効果があるかも知れない走法を紹介します。燕走法です。
燕は冬のあいだは暖かい東南アジアの島々で過ごして、春になるとバラバラに一羽づつ海を渡って帰って来ます。燕は海を渡るとき、海鳥のように海に浮かんで休息できないので、半球睡眠という睡眠能力で脳の半分を眠らせながら、2千キロメートル以上もの距離を飛び続けて帰って来ます。
燕走法とはこの半球睡眠の応用です。疲労が蓄積する前に片目を瞑って、右目を瞑る場合、左利きになったつもりで手足を動かし、左脳を休めます。左目を瞑る場合はその逆です。更に安全な場合、両目を瞑って眠りながら暫く走っても構いません。絶対、疲れが軽減されます。
嘘だろ?と思う方も多いと思います。
私も気のせいかも知れないと思っていますが、是非試してみて下さい。こういうと元も子もないですが、信じる者は救われるです、気持ちが一番大事です。
雲ひとつない青空の下で、小さな黒い影が見渡す限りの海をたった一羽で飛び続ける姿を目に浮かべて走り続ければ、100マイルなんてあっというまに終わると信じてみましょう!
P.S. 燕は減っているそうです。
燕は天候や気温に左右されず、日照時間の長さを感知して毎年同じ頃に渡りを開始するため、七十二候にも「玄鳥至」と「玄鳥去」の春秋2回、燕が登場します。
また、燕は賑やかな家に巣をつくり、雛が田畑の害虫を沢山たべてくれるので、縁起の良い益鳥としても愛されてきました。近年、燕は減っているそうですが、燕が人と一緒に暮らせる環境を大切にしたいものです
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