私が4月9日を特別にしたのは…
2024年が始まってすでに4分の1が経ち、今日はエイプリルフール。サンディエゴでは、昨日までの雨が嘘のように晴れている。
ホントウ、毎年同じようなことを言っている気がするけれど、もう4月!なんて早いんだろう〜!
日本では新しい仕事や学校、新学期が始まった人たちも多くて、なんだかザワザワワクワク、不安な気持ちと入り乱れて、これはまるで不安定な三寒四温のお天気のようだわ。
私は、サンディエゴの春の温もりや新緑、花が色とりどりに咲くのを見るのが大好き!頑なに閉ざされていた花の蕾がフワッと開き出した時、「あら〜、こんにちは!」なんて声をかけたくなっちゃうし、毎朝同じ道を歩いていても、毎日違う感覚が楽しい!
そんな中、ふと思い出したのが4月9日。
この日は、私にとってここ数年特別な日だった。
それは、9年前に作った「49しきゅうのしつもん」があったから。
けれど、2020年にコロナが始まってからは、母の病気で日本との行き来も多くなって、自分の中の意識も変わってきた。そのせいか、「49しきゅうのしつもん」から遠ざかっていたんだよね。それで、手放して、新しい人生のサイクルに身を任せてみようと思った。
そしたら、この3年間それなりに楽しくて、特に何をしたってわけじゃないんだけど、自分の体を大切にして、日々を大切にすることにフォーカスして、興味に誘われるままに動いて、新たな学びや出会いがあって、なんだか自遊になってきたんだよね、私。
で、最近になって、何故かまた「あ、私、49しきゅうのしつもんをやってみよう!」って思って…
久しぶりに手に取ったカードたち。だいぶ使い古されてるのがわかる。自分の49歳の時、これからどんな人生にしようかって考えたのがきっかけで作り上げたプログラム。今、60代になって、なんだか懐かしくもあり、愛おしくもあり、また「これからどうしよう?何したい、私?」というあの時と同じ感覚になった。
だから、自分で作った質問を自問自答。
答えを自分が作ったワークシートに貼り付けてみた。
「へー、こうきたか!」って思う自分がいた。それだったら、9年前の自分を振り返ってみようと思って、これまでやってきた資料の分厚いファイルを久しぶりに開けてみた。
そしたら、自分があれやこれや、試行錯誤して作ったテンプレートや、ワークシート、そして、これまで受けてくれたクライアントさんの記憶に残ってる場面や、忘れていた場面が思い出されてきた。
あー、私はそれなりに頑張ったんだ!って素直に思えた。
作っていた時、夢中になって楽しかった感覚が蘇った。
良かったのは、自分の答えが、9年前と同じものもあれば、確かに変わっているものを言語化して見ることができたこと。良い振り返りとなった。
明らかになったのは、今、私が一番フォーカスしている”セルフコンパッション”が、名前や形が変わったとしても、いつもその根底にあったっていうことだった。
自分を大切にすること。
自分を労わること。
自分の在りかたのこと。
毎日を大事にすること。
自分に優しくすること。
目に見えてなかったけど、ずーっと繋がっていたものが、その時その時の違う状況の私で感じ取りクリエイトしていたんだな、っていうことが分かった。
そしたら、この「49しきゅうのしつもん」をオンラインで全てオープンアクセスにしよう!と思えた。
もう全て提供して、世の中のどこかのどなたかに、もしも、もしも使ってもらえたのなら、それはそれで私なりの社会貢献にもなるかな?というもしかしたら、ただの自己満足。笑
だから、この4月9日に、公開しようと思った。
今、その準備をちょっとワクワクしながら、マイペースにコツコツ進めている。
そしたら、また一つ新たなアイディアが湧いてきて。
それは、また次回書いてみることにしよっと!