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記事一覧

童話「赤ずきん」とキリスト教的世界観

論考: 童話「赤ずきん」の原型とされるポール・ドラリュが編集した民話『おばあちゃんの話』…

SandCake
2か月前
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アメリカ&ラテン音楽史のメモ

※この記事は、丹精込めて書いていますが、独学のメモ程度のものです。まだまだ未完成であり…

SandCake
7か月前
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マルクスの『資本論』について

カール・マルクス(1818~1883)の人生はこちら 『資本論』1巻1867、2巻1885、3巻1894 一…

SandCake
2年前
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ユダヤ的世界観と精神的世界帝国

リュディア王国はヒッタイト系だからアーリア人か。アーリア人(厳密にはインド・ヨーロッパ語…

SandCake
2年前
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精神分析学の歴史

SandCake
2年前
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Lightroom

Adobe社のLightroomは非破壊編集である。非破壊とは、元データと編集データを別々に保存するこ…

SandCake
2年前

『人新世の資本論』①

『人新世の資本論』斎藤幸平(2020/9) ◆要約 「人新世」とは地質学の言葉で、地球の環境破壊の影響が見られる地質時代(1950年代〜)のことである。現在の地球は人災による気候変動のために環境が破壊されている。その原因は資本主義社会にある。 『資本論』はマルクスの書いた本で、資本主義を批判してマルクス主義(共産主義や社会主義)を提唱した本である。 よって、『人新世の資本論』とは、地球環境が破壊される時代における資本主義社会の批判の書、という意味である。 具体的には

岡本太郎

岡本太郎 1911-1996 神奈川県橘樹郡高津村(神奈川県川崎市高津区二子)出身 父:岡本一平(…

SandCake
2年前
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『孫子の兵法』

著者:孫武 兵法の基本は陰陽である。陽を広げれば陰が縮まる。陽を縮めれば陰が広がる。この…

SandCake
2年前
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性的マイノリティ(セクシャル・マイノリティ)

セックス(Sex)…生物学的な性 ジェンダー(Gender)…社会的に規範される性 ヘテロセクシャル…

SandCake
3年前
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日本美術作家

■室町・安土桃山時代(1338-1573,1573-1603) 雪舟(せっしゅう)1420-1506 「秋冬山水図」…

SandCake
3年前
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世界文学リスト

【メソポタミア文学】 前2100以降「ギルガメッシュ叙事詩」⭐️ 🇪🇬【エジプト文学】 ●前1…

SandCake
3年前
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ベイズ統計学

SandCake
3年前
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社会学

◆オーギュスト・コント(1798〜1857) フランス 「社会学」の誕生 三状態の法則 人類の知性の進歩 ①神学的段階→②形而上学的段階→③実証的段階 それに応じた社会の進歩 ①軍事的段階→②法律的段階→③産業的段階 実証主義者協会を結成 ブラジルの共和国建国に貢献 コントは家庭の不和で精神を病み、妻と別居した後、若い女性との恋愛をしたが、翌年彼女も死んだ。これを機に彼は実証主義を手放し、人類を崇拝対象とする「人類教」を提唱。彼女の遺品の椅子を祭壇として使用した。