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ただ産んだだけのおばさん

最近のニュースを見て、とても心痛くなる記事がありました。

離婚をして、親権はお父さんが持ち、お父さんは7才になる女の子をおばあちゃんなど周りの協力も借りながら育ててきましたが、現在は、お父さんに事実婚のパートナーがおり、お子さんもパートナーの方を大好きなようで、ママと呼び、3人で仲良く暮らしています。
しかし、裁判の結果、実のお母さんに親権者変更と引き渡しが昨年確定していたそうです。でも、お子さんがお母さんに会うのを泣いて嫌がるため、お父さんは引き渡しをせず、親権がお母さんに確定した今も、お子さんとパートナーと3人で暮らしています。

そのお子さんが、実のお母さんに対して言った言葉だそうです。

ママじゃない。◯◯(お母さんの名前)ちゃん。
人間でもない。動物。

ただ産んだだけのおばさん。

6才ぐらいのお子さんが言う言葉に思えない。
悲しすぎる言葉。

これが真実だとしたら、こんな悲しい言葉を子どもに言われたら、母親として辛すぎる。私も母親なので、どうしても母親目線で感じて考えてしまいます。

記事が全て真実ではないかもしれないし、このご家庭の中の真実は、本人達にしか分かりませんが、こんな悲しい言葉を小さな女の子が本当に言ったのだとしたら、それは、側で一緒に暮らしているお父さんや家族に責任があるのかなと思います。
実のお母さんが、お子さんをどれだけ大切に思い愛しているか、命懸けで産んでそれまで大事に育ててきたかを、お父さんがお子さんにちゃんと伝えていたら、お子さんがこんな悲しい言葉を言うことはなかったと思います。


このお父さんとパートナーの方はブログをされていて、お子さんとの家族の仲の良い写真や記事をブログ内に書かれています。
実のお母さんは、親権が確定しているのに一緒に暮らすこともできず、もしお父さんやパートナーの方のブログの家族3人で仲良く暮らす写真や記事が目に入れば、とてもやりきれない気持ちになり辛いだろうなと。
実のお母さんの目線で、どうしても考えてしまう…。

お子さんが、実のお母さんに会うのを泣いて嫌がった本当の理由は、そのお子さんにしか分からないけれど、お父さんが、お母さんの気持ちを会えない分ちゃんと代弁し伝えてあげていたら、お子さんの気持ちは違っていたのではないかと思います。

私も、度々夫と喧嘩になります。離婚したい、関わりたくないと思うくらい腹のたつことも多々あります。でも、どんなに腹がたっても、子どもの前でお父さんのことを悪く言うことだけは絶対にしないと思っています。例え子どもが、言葉の内容が理解できていなくても。何となくの雰囲気でお父さんの悪口を話してるのが伝わってしまうかもしれないので。
私が、お父さんを悪く言えば、子ども達は、お父さんはそういう人なんだと信じて思い込んでしまうかもしれません。そういう事だけは絶対にしたくないと、改めて感じた最近でした。

ただ厄介なのが…、
旦那様は口数少ない人で言葉で思いを伝えてくれないタイプなので、子ども達のことを大切に思っていることが表には分かりにくいという。
分かりにくいので、私も子ども達にお父さんの気持ちを説明しにくい。
もっと言葉や行動にしてくれたら、子ども達にも、お父さんはこんなに大事に思ってくれてるんだよって伝えれるのに。
単身赴任で遠方におり別居しているので、離れているからこそ、会えないからこそ、言葉って大事ですよ。旦那様よ!

ただ産んだだけのおばさんって本当に言ったのか、記事が真実かは分からないけれど、私もいつか子ども達にこんな言葉を言われないように、子ども達がこんな悲しい言葉を言ってしまうような寂しい心になってしまわないように、思いきりの愛情を子ども達に表現しながら毎日を大切に過ごしていきたいです。

とは思うものの、癇癪で泣き叫んでいる時は、魂抜け出して無になっている時もありますが…。

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