オンラインラジオの勉強会
先週に引き続き、この水曜日も勉強会を開催しました。
※先週何やったの?って方は↓をクリック。
気になる人は気になる、「配信」
ユーチューバーが一世を風靡している時代。多かれ少なかれ、自分も配信してみたいと思う方はいるものです。
かくいう私もその1人。YouTube、Stand.fm、soundcloud、TikTok、ポッドキャストetc。いろんなアプリやサービスが充実しているので、スマホ1つあれば何かしら世に送り出すことはできます。
でも、せっかく形にして世に出したいなら、ちょっぴりでもおしゃれなものがいいし、ワイワイやりたい。これが私が常々思っていたもの。
今回、パソコンとPeriscopeの力を借りて、zoomも利用して、それを実現してみようと勉強会を立ち上げました。
Periscopeと私
今回利用したのはPeriscopeというアプリなのですが、実は過去にこれをつかってニュースキャスターのまねごとをしていたことがあります。
ドイツのニュースを毎日1トピック10分ほどで配信したら需要があるかな?と思ったのがきっかけです。ただ、そのときはTwitterと連動させたものの、基本的に出しっぱなしの動画で、あまり加工もできず準備にもそこまで時間をかけずに臨んだので、ほんとに大失敗。その後、Hikakinさんが「15分の動画作成に6時間もの時間を費やす」という話を聞き、こりゃ手軽にできるとか考えちゃダメだ、と撤退した苦い記憶があります。
この時に思ったのは、動画を配信して、そしてそのフィードバックをもらえたとしても、それを読むには時間差があるということ。私のようにノリで生きているような人間には、このレスポンスの速度は少し遅い。やはり、「何か言ったら何か返してほしいな」という思いが根底にありました。
オンラインラジオの話も、きっかけは某スタートアップのSlackコミュニティです。そこの代表が自前でstand.fmを利用して定期的にラジオを行っていたのですが、コミュニティメンバーが勝手連的にラジオ配信を行うことが決定。私も手を上げたのですが、海外民にはstand.fmがちょっと使い辛いという事実が発覚しました。日本アカウントじゃないとDLできないとか、配信できないとか、ちょっと地域的な制限がかかっているんですね。
そこで、では他のアプリやサービスはないかな?できれば無料で利用したいな、と物色してみることに。
試行錯誤
まず見つけたのはzeno.fm。無料ラジオストリーミングサイトなのですが、サイト単体では配信はできず、配信ソフトが必要と判明。ただ、いかんせん解説が少なかったため、利用は断念しました。
翌日、改めてなにか便利なツールはないかと検索をかけると、懐かしのPeriscopeで凝った配信ができるという記事が!
おおっと思い、一通り読むと「ふーむ」とポジティブな感じに。それからいくつか複数のサイトを同時に閲覧し、理解を深めていきました。
そこで分かったのは、
・Periscope自体はスマホアプリ単体での即配信に特化している
・PC利用にはサーバーアクセスの紐付けが必要
・配信ソフトとしてOBS Studioが必要。
・ミキサーを使えば、マイク音声・BGM・zoom参加者の音声をうまくミックスし配信に使える。
の4点。いろいろな解説サイトとにらめっこしながら、以下のようなシステムを構築しました。
勉強会当日
今回の勉強会は、もとから内輪でやろうと思っていて「あまり大きな告知じゃなくてもいいかな」と思っていました。ちょっとCanvaとは違いコアな内容だったので、少人数でやりたかったのです。いろいろ突っ込まれても追いかけきれないこともありました。
今回集まってくれたのは6人。それぞれに配信プログラムに興味のある方です。
またプレゼンを作って、それを披露する形で勉強会スタート。
今回、講師役はいません。サンチェス自身で組み上げた配信システムの紹介がメインです。「ココさえ抑えれば、配信に興味ある方すぐ始められますよ」がコンセプト。
都度質問もあって、うまく進めることができました。自分が「これこうしたらどうなるかな?」といった作業を経てできたものですから、質問にも共感できましたし、それへの回答もスムーズにできて、また自分の中でも整理できたこともあって、思いの外よかったです。
実験タイムでは私自身の声・BGM・zoomでの参加者の音声をすべて全世界向けに発信することができました。
Aさん、Hさん、Wさんを交えてのトークも、個人的には面白かったです。ただ、リスナーを意識しながら番組をまわすなら、メンバー間での事前の打ち合わせは必須でしょう。
そして、このテスト放送を陰からサポートしてくれた(依頼したわけじゃないのに!)Bさん、この場を借りて、もう一度感謝を。ありがとうございました!
BGMの音量、楽曲選択、参加者の声のボリュームなど、まだまだ調整する箇所は色々ありますが、テスト段階としてはまずまずうまくいった印象です。
まとめ
私自身、フリーランスとして働いています。手に職があるわけではないので、これ一本で稼いでいく!というのは難しいのが正直なところ。そうなるとクリエイターとして発信することが大事になってきます。それは文章では足りず、よりダイナミックな、リアルなものも訴求されていると感じます。
そこで、自分の肉声を通して、世界を拡げることはできないかなと感じました。ラジオ配信はそのツールの一つ。
一度挫折してしまいましたが、また復活して挑戦してみます。もしご興味ある方いらっしゃいましたら、一緒にラジオでトークしてみませんか?
そして、水曜日の勉強会。これも私にとっては大事なコミュニティ。ここもうまく育てていきたいですね。
2020年、立ち止まってはいられない。
※↓最後に某スタートアップSlackコミュニティの宣伝
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