日本hpさんの太っ腹な取り組み
注:別にこれはステマ記事でも、アフィリ記事でもないです。お金は発生しないんですが、はたから見てて面白そうな企画だな、と思ったので書いて見ようと思った次第。今回は、自分の中でのnoteの書き方・クリエイティブに働くこととその要件なんかをメインに書いていきます。
noteを書く
noteに記事書いて発信するって、なかなかハードルの高いことだと思う。ログイン直後のメインページでおすすめされる記事って、how to系の記事としてほぼ完成されているものが多いし、テーマがしっかりしていて、「思考の結果」のようなものが少ないように感じる。
だから、「コレをするにはこういう方法がある」「これを買ってみた」「これをどう使うか」といった記事が需要があるよなぁと思い尻込みしてしまうことが多くなってしまう。
もちろん、弱小アカでももしかしたら誰かに読まれるものだし、読んでもらいたい。キャンペーンには参加するし、タグもつけてみる。自己顕示欲でしかないけれど、でも自分をアピールしてこそクリエイターなんだろうなと思う。
私は、読んでもらいたいから書く。これが一番大きい。そしてつらつら書けるだけ書いて、あとから読み直して加筆修正する。
ただ、前提として書く環境は大事だ。
クリエイティブにいくためにはスペックが必要
ここから、ちょっと執筆環境について書いていく。
以前プライベートで使っていたPCは、だましだまし使い続けてきた10年落ちのものだった。Win10には自力でアップデートさせた。その前にインサイダープログラムにも入って、プレリリース時代のWin10をいじったりもしていた。
サラリーマン時代(第一の職場)に使っていた会社支給のPCは、Core-i5搭載でそこそこ速く使えるものだった。職場ではデュアルディスプレイでエクセルのにらめっこも問題なく行えた。
第二の職場ではシンクライアントが強力に進められていたたため、支給PCはなく、とてつもなくシンプル構成のデスクトップを超強力サーバにつないで作業してた。業務アプリはITが自前で開発したもの。それさえ使えればよかったので、サーバが止まらない限りは、うまく仕事できてた。(今振り返ると、社内外の連絡はGメール一本。オフィススイートもサーバ依存となかなかストイックな環境だったと思う。)
そしてパソコン1本で勝負してみようと思った時、使いやすいんだけど、バッテリーがさっぱり持たない上述の10年落ちのPCしかなかった。モバイルメインで考えて買ったものでサイズは13インチ。「設備投資は大事、道具はケチっちゃいけない」って記事も読んだけど、先立つものがなくて、「まずコレっきゃない」な感じでスタート。
しかし、画面が小さいことは肩こりにつながる。エクセルも使いづらい。そこで15インチのモデルを購入。特売品。HDDが1TBでRAMが8GBならいいじゃん!と思って即買いしたのだけれども、Core-i3相当のCPUだとChromeのタブを開きまくると、固まってしまうのだった。そして苦痛だったのは、起動に時間がかかること。
SSD全盛期にHDD単体はもはや無理なわけで。自宅で仕事する以上、PCの起動の速さはモチベーションの浮き沈みに直結する。「よしやろう」「今できる」で蓋をあけ、そこから3分経過。。。贅沢な悩みかもしれないけれどこの3分、結構精神をけずるのである。
PCを新調
ある時、1つレビュー案件に取り掛かっていて、「この仕事は今の環境じゃ書ききれない」という自体が発生。PCのスペックがレビュー対象のアプリに追いついていなかったのだ。
この時点で、フリーランスを始めて半年が経過。当初はハイスペックなデスクトップのレンタルも考えたのだが(この時初めて週単位や月単位でPCを借りられるサービスがあることを発見)、最終的にそのアプリに対応したスペックの高いモデルを購入することを決意。とはいえ20万円もするモデルは無理だったので、2年ほど型落ちのモデルで10万円でお釣りが来るゲーミングPCを選択。
後戻りできない
と思ったのもつかの間、早速届いて使い始めると、速い速い。
起動も速ければ、アドビのアプリもすぐに開く。chromeでタブ開き倒しても余裕をかまして音楽なんてかけちゃってくれる。キーボードのバックライトも光るし、もうウキウキしっぱなし。
画面がFullHDに対応してるので、いままで撮影した写真ストックを確認してみると、実はボケてたことが判明したり。
LightroomもPhotoshopも起動に時間がかからないから、写真をいじるのが楽しくなってきた。外に出るときはそれまでは意を決しないと持って出なかったデジ一眼を普段から肩にかけるくらいにはなった。
ウィンドウを複数開きながらやっても、解像度が高い分、分割されウィンドウの中でも情報量は多いまま。読みづらいこともないし、常に画面を2つに分けて作業してる。調べ物が捗って、とても使いやすい。
ハイスペックはクリエイティブを加速する
さて、冒頭部分が長すぎな感ありありだったのだが、何が言いたいかと言うと、何かを作り出すってときは、道具に妥協しちゃいけないということ。昔見た記事のコピーをそのまま受け売りだけれども、「いいモノを買ってきっちり仕事しろ」なわけ。
今、日本hpさんとLancers 新しい働き方LABの方たちがコラボして、#私を作るクリエイティブ という企画を進めている。概要を見てみると、hp製のPCを一定期間提供してもらって、それぞれのクリエイティブな活動に役立ててもらうというもの。
こういうプロジェクトいいなと思う。
私にしても、Core-i7とかMacbook Proだとか静電容量無接点スイッチなんて字面をみてはワクワクする一方、実際に所有することはあまり考えていなかった。それが、今ではゲームもしないのにゲーミングPCを日常使いしている。今までノータッチだったモノが日常に入ってくるというのは刺激に満ちあふれている。
自身の能力に関係なく、ハイスペックな道具はインスピレーションを与えてくれるし、クリエイティブに活動するならそれを加速してくれる。もともと技術のある人は、その技術は更に向上するだろうし、私のように技術のない人間でも、とっつきやすくなり勉強してみるかと思えてくる。
目の前にあるのは、同じキーボードと画面である。しかしその先に見える景色はガラリと変わる。
こうした体験は、意識しないと起こし得ない。商品提供という形でサポートであれば、自己の負担は少なく、新たな刺激を体験できる。これは嬉しいしうらやましい。
使いこなして、さらに上のレベルへ
もっとも、一度使い始めたら、もう手放したくなくなうだろうから「一定期間」というのは罪作りな文言かもしれない。レンタル期間以降、同じものを買う人続出じゃないか?
「スマホにしても、PCにしても、もう技術的には完成の領域だから、いつのモデル買ってももう差はないよ」なんて声が聞こえた事もあった。
しかし現実は違う。ライターにしてもWordが使えればそれでおしまいということは最早ない。ネットでの調べごとは常だし、画像加工・動画加工も必要に応じてやらないといけない。1枚の写真・数分の動画でも、機材が進化した現在では取り扱うデータ量が以前とは喰らえものにならないほど大きい。素人がPCを使うにしても、スピード感を持って作業に当たることができるかできないかは雲泥の差なのだ。
各人、財政事情は異なるから強制的なことなんて何一つ言えないけれど、今思うのは「程々で満足しちゃいけない。使うならハイレベルなものを。」ということ。(たかだか10万のPCでハイレベルとはおこがましいわ、との意見も聞こえますが、今の私にはここがハイレベル。。。)
というわけで、#私をつくるクリエイティブ 要注目。どんな作品が仕上てくるのか、どういった使い方をしてくるのか楽しみ。
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