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親友と、真逆な話。

半年に一回しか会わないけど、仲のいい親友がいる。天然で、べっぴんさんで、私に持っていないものを全部持っているような可愛らしい子。

親友と話すと、悩みが消えて、すうっと無くなってしまう。解決方法を考えたわけでもなく、何ヶ月も悩んでいたのが、霧みたいに晴れる。

これは、お互いそうみたいである。
もしも、似たり寄ったりな2人なら、同じ事で同じように頭を悩ませたと思う。

でも、私達は違う。価値観と優先順位が違いすぎるから、悩みの次元が全然噛み合わない。だから、すうっと消えちゃう。

たとえば私が、まつ毛パーマも当てたいしエステも行きたいしお金かかるからどうしようと言うと、

親友は、まつ毛パーマと眉毛ワックス、エステとパーマ、ネイルもしてるよ??お金?美容はお金かけなきゃ〜と言う。

親友は、美容にとても熱心なのだ。給料の3分の1を費やしていそうなほど。

私が、お金大丈夫??と言うと、
貯金?たまらないね〜!と笑う。


私にとっては貯金が1番で、美容はその次だ。自分のためにお金をかけるなんて、とても出来ないと思っていた。


親友のあっけらかんとした心持ちにびっくりして、なんて私はちっぽけなんだと思う。
別にそこまで悩まなくて良いのか、自分のためにお金を使うって事に躊躇しなくて。

親友は、彼の歴代彼女が5人しか居ないのと嘆く。
上等じゃない?むしろ多いよと私が言うと、そう??と目を丸くする。

だって、ネットで見た平均人数はもっと多いもんと親友はいう。
わたし、ゼロよ??と言うと、
そうだったゴメン!!とめちゃくちゃ謝って、
そっか!大丈夫かぁ!と妙に納得していた。

それから、彼氏と結婚するなら勘当するって言われちゃった…と、ロミオとジュリエット並みの恋愛をしている事を明かす。

えぇー、私はただの片想いでしかなくて、好きな人とご飯一回しか行けてないのにそんなとこまで行っちゃったの??

そうなの、どうしよう??縁切るのはやだなぁ。

そんな具合で噛み合わない。でも、お互いに正反対だからこそ、打ち消しあってなぜか悩みが無くなる。

そこで、思い出す。そうそう、15年前から私たちのあだ名は、凸凹コンビでした。

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