スナック♡ロケットメイカーズvol.6 レポ~下町・すみだ発!老舗縫製工場が自社ブランド『和紙の服』開発で挑む日本のものづくり~
皆さん、こんにちは。株式会社ロケットメイカーズのCSO(チーフスナックオフィサー)田村です。ここで一つ。ロケットメイカーズという会社はスナック営業ばかりしてるわけではありませんw。代表の八田さんや大和田さんは毎日、日本全国の中小・ベンチャー企業や地銀をまわって、新規事業や商品開発の支援をしています。そして購入型クラウドファンディングのプラットフォームも運営しています!田村も日々、地方創生や新規事業関連のイベントに行って営業し、クラウドファンディングの企画・ライティング等をしています。(一応補足w)
さて、毎週木曜日に開催しているスナックも早6回目になりました。どんどんパワーアップしていってる感じがします。
最初にいいます。今回はぶったまげました。すごい現場をみれました。というか自分が開催してる会とは思えない程、意味深いスナックになりました。(ただ、私もガッツリ話を聞いていたら写真を取り損ねてしまったので少な目です。。。)
まずは恒例!配信のトークライブで簡単に和興さんのご紹介~~
プレゼンが始まる前から八田さん→和興の國分さんへ質問攻め&議論がスタートw
発表の前から、八田さんと参加者数人で國分さんに問いかけまくる!!自分たちが普段着ている服についての疑問や、ラグジュアリーファッションとファストファッションの行く末など、、、國分さんもしゃべるしゃべる。ほっとくとずっと続きそうだったんで、プレゼンをやってもらい、みんなで話すことにしました笑
新卒二年目小林さんがアパレル業界の闇を語る
国内アパレルの輸入浸透率(数量):97.3%、(金額):77.7%
数量の方が金額に比べて輸入浸透率が高い!つまり、国内製品がいかに高いかということですね。
国内繊維産業の事業所数と出荷額は20年でなんと1/4に減少。
参加者の皆さんも、びっくりしてました。
アパレル業界の現状、うすうすは知ってたけどここまでひどいとは・・・数字で見せられてハッとしました。自分の消費行動とファッションの関係について考えさせられます。
恐るべし「和紙の服」のポテンシャル
和紙の服は、2020年1月にフィレンツェで開催された「Pitti Immagine Uomo 97」にて次世代のサスティナブル素材として高い評価を得たり、先日行われたギフトショーでも人気を博しました。先日プレスリリースを出されていたので、御覧になってみてください。
和紙は、抗菌性や消臭性にも優れているため、機能性を謳えば中年の男性の普段着や敏感肌の女性の下着など、ターゲットはたくさんいるはず。参加者からは、バカ売れするイメージしか湧かない!!などの声がたくさん出ていました。國分さんのイメージとしては、実用というよりは美術館や博物館で鑑賞することも考えられていたようです。みんなの意見を聞いて、何か感じられたらいいなと思います。
リヤカーで顔の見える消費者に売り歩く?それともECでバカ売れ狙う?
では、和紙の服をだれにどうやって展開していくのか?この議論は盛り上がりました。参加者が半々くらいでものづくり系とWeb支援系だったので、以下の視点で議論が巻き起こり、いろんな意見が出ておもしろかったです。
リアルVSデジタル
ゆっくり育てようぜVSガンガン売ろうぜ
和興の小林さんは、和紙の服を一部の感度の高い人に向けてではなく、みんなに伝えていきたいとの想いがある。例えば、すみだのストリートでリヤカーをひいて和紙の服を売り歩く。実際に手にとって感じてもらい、ストーリーをその場で話す。それが綿に代わるサスティナブル素材でメイドインジャパンの服を着ることを考えるきっかけになればと。一方、それだけではスケールはしないしアパレル業界を変えることにはならない。そこでデジタルの活用は不可欠だ。手法はクラウドファンディングでも自社ECでもなんでもよい。
結論、リアル+デジタルを両方使っていくことが最強です!
前のレポにも書きましたが、自分が最近スナックをやり出して痛感するのがこれです。和興さんの場合も、リアル店舗で実際にコミュニケーションを取って共感してくれた人にファンになってもらい、限定○○着で販売する。濃いファンは、本当にいいと思えばデジタル、リアル問わず自然に発信しシェアしてくれる。そこで希少価値を高めてゆっくりじっくりと育てたところで、タイミングを見計らいデジタルでどっとスケールする。あまり、書き出すと長くなるんで、この辺にしときますw
下の写真は、和紙の服です。見た目も感触も「え?これ紙?」ってなるくらい普通の服です。一週間洗わずに着ても臭くならないそうです。(國分さん実証実験済みwww)
今日のスナックで一番白熱したのが「特許問題」議論
少しだけ、その議論の様子を動画でどうぞ。
私は特許について詳しくないのでコメントは控えますが、、、とにかくみんなが和興さんの「和紙の服」に興味津々で、自分たちの持っている知識や考え方をガンガン話してくれていた光景は、眩しかった☆彡(笑)
ちょうど特許の熱い議論の最中に、特許の訴訟で大手アパレルに勝ったという経験をされている方が来たので、いきなりその件を無茶ぶりで話してもらったり笑。特許問題は、永遠の課題らしく正解はないかもしれませんが、こうやってみんなが集まって知恵を出し合い、繋がることで、和興さんが昨日より少し前に進むことができたらいいなと感じました。
和興さんと来てくれた皆さんのおかげです。最高に濃いスナックをありがとう!(よかったこと)
★一方向ではなく双方向の会だったこと!
主役は全員。これぞスナック。みんなが楽しめなき来たくないよね。
★素性がわからない状態だから本音でガンガン議論できたこと!
名刺交換や個別に話す前だったので、無邪気に意見が言いやすかったかも?
★異業種でディスカッションできたこと!
普段、同業種で議論することはあっても異業種でざっくばらんに議論することって少ない。あるいは、名刺交換のみで終わってしまう。
★1.5時間突っ込みっぱなしのプレゼン&議論ができる「和紙の服」のポテンシャルが見える会だったこと!
スナックが終わってから、和興さんと同じくすみだの駒屋さんに誘ってもらい、ワイン飲みながら軽く二次会~~和興の國分さんと小林さんが、本当にやってよかった!!皆さんの熱量に驚いたし、とても有意義な議論ができて学びが多かったというお言葉をもらいました。嬉しかったなぁ。。。
なんで、毎週きついっすけど毎週続けまっせー◎もし皆さまの中で又はお知り合いで、こんな風にスナックをやりたい!という方がいらっしゃったら是非ご紹介してくださいませ^^また、このレポを使って、こんな会に遊びに行ってきた~~なんてSNSでシェアしてもらえると嬉しいです!
以上、スナックレポでした~~
次回は、こちら!!ロケットメイカーズのパートナーでもある復興商品開発のプロ時井さんと一緒に開催です。イベントページはこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【スナック♡ロケットメイカーズ概要】
◆日時
毎週(木)19:00-22:00
◆参加費
¥2,000- 2ドリンク 付き
3ドリンク目からはキャッシュオンで1杯700円
おつまみ用意していますが、少しで大丈夫なので持って来て頂けると嬉しいです。地元や地方の逸品がある方は是非!
◆スタイル
どなたでもウェルカム!Barへの出入り完全自由!
◆場所
SHIBUYA+BAr アクセス方法:渋谷区道玄坂2-20-26 藤和エクシール道玄坂地下 07
みんなで楽しく飲みながら、地方創生、新規事業、商品開発、ベンチャー・中小企業、ニッチなどのキーワードで人と人が繋がり・情報交換をして楽しみましょう!
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ロケットメイカーズに関わるその週のゲストや八田、大和田、田村などのメンバーと一緒に飲んで下さるかた大歓迎です!!「出逢い・繋がり・創造する」@SHIBUYA+BArにて毎週木曜開催。
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売れなかった理由がわかる!フィードバック機能付きクラウドファンディング!!(テストマーケティングより)