季節の手仕事
今朝から鎮痛剤が効くようになり
久しぶりに痛みの薄らいだ時間
早速、作業開始
道の駅で購入してあった渋柿の皮剥きをして
干し柿作りをした
昨年、コツを覚えて上手にできるようになったのだ
干し柿の味も好きだけど
干し柿を吊り下げた景色が大好き
まん丸の柿が秋風に晒され
しぼんでちっちゃくなりながら
渋みが甘みへと変化して
美味しさがギュッと濃縮されていく…
甘いお菓子が少ない時代は
きっと、ご馳走だったんだろうなあ
夏にステージ4bと診断を受けた時には
秋の干し柿作りはもうできないな…なんて
ぼんやりと思ってた気がする
昨日は、4回目の抗癌剤投与のはずが抜歯となり
点滴はまたもや来週に延期
3〜5週での投与となっている薬なので
今までは3週ごとに点滴してきた
でも、今回は5週にしてもらった
先週からの歯痛は
痛み止めを飲んでもなかなか効かなくて
食べられず、眠れず…の日々
Y先生に「白血球の値は大丈夫ですので、投与できます!」と言われても
今日の抜歯の痛みと抗癌剤の副作用に
立ち向かう元気などなかった
8月から抗癌剤を身体に入れ始め
それなりに、効果は出て
癌太郎は勢力を落としてきている
でも、良いことばかりではない
身体にとって悪いことも起きてることは
血液検査の結果を見ても
自分の感覚としても
確かなこと
頑張って4回目の投薬をした方がよいのかもしれない
と思う反面
自分の感覚に正直にいたいと感じた
癌になってから
「どうしますか?」
「どっちにしますか?」と
とにかく選択を迫られることが多く
すごく戸惑うことがある
頭で、こうすると…こうなって、あーなって…と
色々考えてしまうと、迷ってしまい
挙げ句の果てに決められない
自分の感覚に従ってみようと思ってから
少し楽になった気がするなあ〜