節水モードの落とし穴

実用

最近
洗濯してもだんだん黒ずんでくる
という悩みをネットで見かけた。
洗濯の専門家が洗濯の理屈を説明しつつ答えていたが
洗濯というのは、要するに衣服の汚れを水に移してしまうことだ。
洗剤で布から汚れを離れやすくして・水で洗剤分と汚れを薄める。
だから、すすぎ水が少ないと洗剤分と汚れは濃い状態で布に残り
それが黒ずみになる。
その相談者はドラム型洗濯機の節水コースを利用していた。
ドラム型洗濯機は少ない水で叩くように洗うものだが
すすぎも節水コースだったので
汚れと洗剤分を薄めるための水が足りなかった、というワケだ。
これはどのタイプの洗濯機にも言えることだと思う。
ナンでも節約すればいいというモノではない。
さてそこで
自分としては
こんな当たり前のことがナンでわからないのかなあ？
と不思議に感じたのだが
わかりましたよ ♪（ドヤ顔
イマドキは全自動洗濯機が普通なので
汚れが落ちる・すすぐ過程を目にしていないからだと。
手洗いでも二槽式洗濯機でも
洗濯液の汚れ具合やすすぎ水の濁り加減は見えるから
これはもう1回すすいだ方がいいな、ナンて加減ができる。
すすぎも、泡が消えたからヨシ！じゃなくてだな
泡が消えたあと水の中でもんでいると結構濁ってくるものだ。
「すすぎは1回でオーケー ♪」
ナンていうＣＭがあったように思うが
ホントかな。
ともあれ
忙しくて全自動しか使えない人は
水を節約しすぎないようにしてみるのが現実的ではないか。