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大根の葉の身分は

実用
子育ての風景

私は大根の葉が好きである。
歯触りも色も味も好き ♪
ゴマやジャコと一緒に炒りつけたふりかけや
油揚げを入れたお味噌汁も好きである。
しかしながら昔々
畑を借りて野菜を作っていた時期、大量の大根の葉も収穫出来たので
大根葉の料理もあれやこれや盛んに作っていたら
「何も大根の葉まで食べなくても」
と、近所の奥さんに言われてナカナカにショックでしたな。
その人の実家は農家だったが大根の葉は食べなかったのだと。
「だって、ホウレンソウとかあるのに…」
作業と収益を計算すると大根の葉はさっさと畑の緑肥にしてしまった方がお得だったのかも知れないが大根の葉に対するお金がなくて仕方なく食べているような認識がなんだかなあと思ったことであるよ。

そう言えば
落語の「長屋の花見」では
お金がない長屋の住人たちがケチな大家の花見弁当持参で花見に行くが
かまぼこだと思って食べたらこれが大根の塩漬けでw
「このかまぼこ、やけにぱりぱり音がしますね」
「あたしはかまぼこよりかまぼこの葉っぱが好きですよ」
というのが可笑しくて。
いや、確かにかまぼこの葉っぱ、美味しいよね ♪
ちなみに私は魚の頭だとかアラが大好きで。
だって美味しいのだもの。


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