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#82.犬の【おやつ】「使い方」と「選び方」どうしてる?②
こんにちは!
15年以上【犬の保育園】の先生を行っている尚ちゃん先生と申します。
さて、
今回は「犬のおやつの使い方」の続編
です!
「オヤツの使い方」は、自由ですが、私はおやつの「使い方」は、日常生活ではなるべくランダムにしています。
これは定着した行動に関してのみ。
希望とする行動が定着するまでは、必ずおやつを上げるようにしています。
例えばブラッシングが苦手な子の場合には、ブラッシングを嫌がらずに受け入れてくれるようになるまでは、受け入れてくれた時におやつをあげます。
ブラッシングが習慣化して、当然の事になったのであれば、そこに毎回、オヤツを与えることはしません。
もちろん時々、あげることはあります。
「オヤツ」は「非日常」である。報酬である。
というとらえ方をしているので、何もないときにオヤツを上げる事はありません。
「オヤツが報酬である」という考え方を持っている事で、「オヤツを日常的に与える」という事が防げます。
そのため、食べすぎによる肥満やえり好みを避けることが出来るのです。
報酬は、行動の対価、「飼主さん側の望んだ行動」を受け入れてくれたことにその報酬として「おやつ」を使う事で、犬はその行動をする事が多くなります。
これは、動物のトレーニングでも使われる手法です。
ここで注意しなくてはならないのは
「飼主さんが望んでいる行動をする事で、犬は報酬を得られる」
というルールを犬自身が覚えていくことです。
というのは、多くの飼い主さんが
「飼主さんが望んだ犬の行動以外で、オヤツを与えている」ことがあるのです。
例えば人の食事中、ワンワン吠えるので「わかったわかった」とオヤツを上げてしまったり。
帰宅した時に興奮して跳び付くのをやめさせるために、オヤツを与えたり。
この場合、犬たちは「この行動をすれば、飼い主さんはオヤツをくれるのだ」と学習します。
それが日々のこと、毎日のことであればなおさら。
いつも食べているご飯よりおいしいものであればなおさら。
行動は強く習慣化されます。
「使い方」としては、「飼主さんの望んだ行動を強化する」時に使う事を意識してください。
「新しい習慣をつける」「抵抗感を克服する」ために使う事が良いかと思います。それ以外であれば、いつも食べているごはんで十分です。
例えば、「リードやハーネスをつける」「足や口の中を触る」「来客に挨拶をする」「人の食事中に足元のマットで落ち着いて座っている」等の場合です。
私のお勧めは、犬にとって不自然だけれど、飼主さんにとっては犬に受け入れてほしい行動のとき。
これは
【抵抗感を克服するとき】に効果を発揮します。
特に初めの導入時には、慎重に、好きなオヤツを使って、「不自然さ」を受け入れてもらいます。
耳掃除、爪切り、お洋服、歯磨きなどは特に嫌がられます。
慣れて抵抗感がなくなったとしても、3回に1回くらいは「受け入れてくれてありがとう」と、お礼の気持ちと共に、おやつを上げてもいいと思います。
「新しい習慣をつける」では、ピンポンに吠えずに戻ってくる、食事中に足元を静かにしている、などです。
詳しいトレーニング法は避けますが、こうしたものは「来客・食事」というような非日常の強い「刺激」が加わります。
そのため、いつも食べているフードよりも、好きなオヤツを使った方が、犬
たちが「刺激への反応」」ではなく「自分の行動への集中」が出来ます。
さて、「オヤツの使い方」はいかがでしたでしょうか。
次回は「選び方」についてお話いたします!
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