日本全国縦横無尽ツアーが完結しました(ながいつぶやき)
2021年10月に始まった全国、47都道府県を周る宮本浩次ソロコンサートツアーが、6月11日、12日の東京公演をもって幕を閉じました。
ツアー3本目の神戸、21年のラストの大阪城ホールを満喫したものの、その後もどんどん進化しているとの報告が止まず、居ても立っても居られなくなるも京都や三重を落選。東京での完結編バースデーライブ2公演に望みを掛け、注釈付き席(ステージ横死角あり席)で2日間、至福の時を過ごすことが出来ました。
今は縦横無尽ロス過ぎる日々です。
完結編の盛り上がりは本当に凄まじいばかりで、宮本さんも絶好調。これまで披露してきた楽曲も、音の厚みが増し増しで、グルーブがエグいことになってる感じ?そして、花道とセンターステージを擁する会場のファンの熱気も隅々まで炸裂しておりました。広い体育館なので、こだまがすごいのですが、2日目は若干マシになったような気がします。
エレファントカシマシの総合司会歌係ではなく、一人の歌い手、パフォーマーとしての宮本浩次になることで、てらいなく歌い上げ、思う存分動き回り、転げ回ってファンが呆気に取られることさえあった11日。だって、寝転んでゴロゴロ回転しながら歌って、そのまま花道のスロープを登ろうとしていましたからね。何回転するのかと思って、嘘やんと言いそうでした。小林武史さん、名越さん、キタダさん、玉田さん、観客、関わる人全てが、宮本さんを愛して止まない、愛と熱気が充満していたなあ。その愛に全力で応えてくれたステージ、楽しすぎました。
センターステージは円形で、曲名「rain」にかけて雨が降る演出。
ライブでの水の演出といえば、ユーミンの「シャングリラ」でシンクロナイズドスイミングを見て以来。多分同じ床面のシートだった気がします。
完結編は本当にグルーブ感強めで、「木綿のハンカチーフ」が入る余地はなく(?)、「Just Do It」がめちゃくちゃカッコいい激しいロックで披露され、踊り出さずにはいられませんでした。
2日目も前日の予習があるから落ち着いて見られるかと思いきや、同じ位、気持ちが盛り上がっていました。わかっていても、登場の瞬間やスモークで消えてはける演出の裏は見えませんでした。
登場と言えば、初日、センターステージ、ピンスポの下に立った宮本さん、歌い出し直後に涙声。念願の代々木第一体育館でのライブ開催、満席の会場に、感極まったご様子でした。「光の世界」ここが俺の生きる場所、の歌詞はまさに今の気持ちを歌っているとみんなが感じて、ぐっとくるシーンでした。
12日のrainでは、一瞬、ステージの方に歩きかけて、おっとっとってセンターステージに戻ったように見えましたが、最大の仕掛けの雨をしくじっては大変です。ピンスポ全然当たってないくらいは平常運転ですけどね〜。
ライブはいつもの二部構成ではあったのですが、アンコールと言うよりは、完成度の高い第三部と言う感じで、MCもありませんでした。皆さんこの構成に慣れていると思われ、二部終了後もすぐ静かになって着席する感じからも、三部構成アンコールなしと言った方が合ってました。興奮冷めやらず、拍手でアンコールを促す感じも味わいたかったものですが。
ここまでのソロ活動を振り返ると、インスタでのプロモーションは大成功だったと感じます。宮本さんの魅力をダイレクトに伝えるのみならず、ライブ毎にアップされる動画でファンのロイヤルティが爆上がりでした。YouTubeでのプロモーションも、一人であれだけ喋ったなんて奇跡的とすら言えることかもしれないです。しかも2回。30年以上のキャリアがありながら、自分を知ってもらう努力を全く惜しまず、情熱ほとばしってました。今さら、なんて素振りは一片もなかったです。そんな55歳、男性、他にいるのかな?
客層を見ると明らかにミドルエイジ女子が圧倒的に多く、多分金払いも良かろうと思われ、今後の興行にも期待したい。
とはいえ、現在発表されている今後の活動はロッキンジャパンフェスのみ。ソロだけど、どんな編成なのかもわかりません。来年はエレカシの35周年だし、どんな構想を描いているのか、気になって眠れません。(12日、ロイヤルボックスにエレカシメンバー来ていたそうです。始まるまでは私もガン見していたのですが、はじまってからはそんな余裕もなく、開演後着席アンコールで退席を見届けた人、すごいなと思った。)
日本全国縦横無尽完結編は8月にwowowで放映されることが発表されています。円盤化を信じて待つのか、待ちきれずwowow加入なのか、悩みつつますます眠れませんね。(wowowがロッキンジャパンの中継してくれるなら8月加入決定だな。)
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